議会報告
議会報告議会情報市政速報リンクご意見箱
討論

 

平成12年 3月23日 第1回定例会予算特別委員会より

「平成12年度予算」への賛成討論

島崎義司

▽ 「新千年紀」行政を取巻く現状
 自由民主クラブを代表しまして、平成12年度予算に賛成の立場から討論いたします。
 本年、西暦2000年という歴史的な節目の年を迎えました。いまわが国は、「グローバルスタンダード」「IT革命」という言葉に代表されるような 国際社会の激変の中で、長引く経済低迷の影響に加えて本格的に進む少子高齢化も相俟って、 雇用・社会保障・環境問題など、これまでの社会システムの在り方が根本から問われ、 その変革を強く迫られています。 これまで、全国自治体をリードする施策を積極的に展開し、健全財政を維持してきた本市でも、 新たな21世紀型社会に対応しうる行政組織の再構築は必要不可欠な課題です。

▽ 「21世紀の課題」に創意工夫の施策で対応 
 今回の平成12年度予算は、不況や恒久的減税等の影響を強く受けて歳入不足がさらに進むという、 大変厳しい財政環境の中での予算編成であったと思います。
 そのような中で12年度も引き続きキャップ制が導入されましたが、 これに対して各職一丸となって内部努力に務め、 高まる市民要望に応えようと創意工夫したことを強く感じました。

 先ず、4月から始まる「介護保険」の施行に対しては、 問題点を整理しつつ利用者一部負担金10%のうちの7%補助などを 始めとするさまざまな面での制度の補完に努め、同時に福祉施策の体系的な整備を行なって、 介護関連事業が民生費から離れ52億円超という大型の「介護保険特別会計」となる中で、 民生費30%以上を保つという福祉への手厚い配慮も示しました。

 第2次の調整計画策定を目前に控えたこれまでの長期計画については、 JR連続立体交差化事業の完成目標が平成18年度に変更された中で、 引き続き強力な推進体制の確保を行ない、「農水省跡地利用のアイデアコンペ」、 「商工会館の建設」、「西部地区のムーバス」など、ハイモビリティー都市の充実や 地域福祉の推進で未来に夢を持てるまちづくりが期待されます。

 その他の事業についても、特色ある施策の展開に努力したことが認められます。
 子育てについては、保育園にも幼稚園にも行っていない育児の4割強を占める 家庭保育のサポート施設「0123はらっぱ」の建設に着手、 環境問題については太陽光発電や、「ISO14001」取得にも先進的に取り組み、 地域においては公園の拡充や小学校への「ビオトープ整備」など、 水と緑のまちづくりもさらに推進されることになりました。

▽ 行政組織のリストラ・再編成は時代の要請
 本市の経営については、長期不況により企業で事業の統廃合や給与削減・リストラなどがおこなわれ、 中小商工業者も身を切る努力でこの難局を乗り切ろうと頑張っている中で、 市役所だけがぬるま湯体質でいることは許されません。その意味で、市が自ら「新職員数適正化計画」をたて179名削減の実行を目指していることは 時宜にかなっています。

 行政が行なうべきものと民間委託や嘱託で十分対応出来るものの仕訳を今後更に一層明確にし、 行政の説明責任も果たしながら行政の効率化を進めて頂きたいと思います。 この討論では、12年度の施策や課題の特徴的なものだけ取り上げましたが、 今回の予算は少子高齢化社会への対応・環境対策・行財政改革など、 引き続き努力をしているものと高く評価し、本予算への「賛成討論」とします。

 

もどる

 

一般質問・代表質問] [基本構想審査特別委員会] [予算・決算特別委員会
討 論] [視察報告] [PDFかわら版] [トップへ