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予算・決算 特別委員会

 

平成12年 3月16日~23日 平成12年度 予算特別委員会

 

(1) 総務費「市の情報提供」について
(2) 総務費「防犯対策」について
(3) 衛生費「太陽光発電パネル」について
(4) 衛生費「容器包装リサイクル法への対応」について
(5) 土木費「道路計画と武蔵境新駅舎づくり」について
(6) 土木費「学校のビオトープ整備」について

 

(1) 総務費「市の情報提供」について…

【島崎】市の広報、行政の情報提供について昨年8月に調査が行なわれた市民意識調査の報告書によると、 情報伝達の状況について、伝わっていると思っている人が4割、余り伝わっていないという人が5割、 伝わっていないという人が1割となっている。これまで、市は市報やCATV、あるいはFMむさしの、 ホームページ等々、さまざまなメディアを通して情報提供されていたと認識していたが、 この結果を見て、私なりにいくつかの改善点を申し上げたいので、意見としてお聞きいただき、 それに対する認識と対策があればお聞きしたい。
 まず、市報について、例えば市民が情報を欲しいと思ったときに、 その情報が市報に載っているかと言ったら、必ずしもそうではない。我々のように行政を専門的な仕事としている者にとっては、市報というのは、ファイルしてとっておくが、 それでも、たまになくしてしまうことがある。市民にとって、市報は、 一般の新聞とそう大して変わらない意識でしか読まない。そして、回収の時期が来たら、捨ててしまうといったことがあると思う。
 また、CATVについても、先ほど武蔵野市は1万 6,000件ということで報告があったが、 例えば集合住宅は、管理組合で一定の合意をとってから、 お金を徴収して契約をしないといけないということもあって、なかなか、ままならないという現実がある。
 FMむさしのについては、車に乗ってでもいなければ、常時聞いているような性質のものでもない。
そして、ホームページだが、現在、昨年の7月1日号から ホームページの「市報むさしの」はPDF版になっているが、PDF版で市報を検索しようと思うと、 1ページが表示されるまでに、大体2分から3分かかってしまう。そして、そのページになかったら次のページ、その号になかったら前の号と、 さかのぼっていくと、一つのことを調べるのに、1時間も2時間もかかるというような状況になっていて、 できれば、この市報については、PDF版も最新の情報としてはスキャナーするだけなので、 スピードとしてはいいが、細かい文字になるとつぶれていたりということもあるので、 最新号については、PDF版でも結構だが、その前の号以前については、 以前のようなダイジェスト版の拡張版でやれば、情報が伝わりやすくなるのではないかと思う。
 それと、「わたしの便利帳」について、確認をしておきたいのだが、 以前の質疑では5年に1回全面改訂版が発行されるということだったが、 「わたしの便利帳」の印刷費を計上されているので、これについては、小幅改訂版なのか、 それとも前の号を増刷するのか、全面改訂なのか、そういう方針変換があったのかどうか、お聞きしたい。
 行政の情報提供について、昨年11月15日の議会の一般質問で、私も質問し、 先ほど庁内LANの敷設について説明もあったが、最終的な目的は市民サービスの向上なので、 行く行くは、外郭団体も含めるべきと考える。今、検討中の個人情報保護法の関連もあるので、 その辺の推移を見ながらという答弁もあったが、やはり、体育館、公会堂やスイングなど、 もろもろの公共的施設にも、法改正がされ、個人情報の保護がしっかりと確立されたときには、 すぐにでもつなげるような形まで、行政の情報化のインフラ整備をやっておくべきではないかなと思う。
 今後、2005年には、インターネットを使う人が70%という統計も出ており、コマーシャルでも IT関連の企業の活躍や株価の上昇など、まさに日進月歩の世界なので、 やはり行政としてきちんとついていく。それが市民の要望に的確にこたえることだと思う。
 また、行政の情報化を進めることによって、リストラや、行政自体のシステムの再構築が図られ、 効率的な行政運営ができると考える。
 私が一般質問の際、調べた所沢市の例では5億円をかけ、その半額を国庫補助でシステム構築にあたったが、 かかった経費は、リストラや行政の効率化で、元がとれているようだ。これについても、先ほど課長の答弁の中では、ちょっと後ろ向きな御答弁もあったが、 ぜひ、前向きに検討していただきたい。
 また、そういうことが、今回の予算のどこに反映されているのかということをお聞きしたい。

【企画部参事】効率的な行政と情報の関係だが、御指摘のとおりのことは、 「新世紀の市役所の組織・経営を考える」の中でも、必要な人に必要な情報をということで、 何でもかんでも流すのではなく、適時、必要な情報がきちっと必要なときに 届けられる情報提供手段を考えるべきと厳しく提言されており、私どもとしては、 コンビニとか、ファーストフードのような媒体も考えていかなければいけないと、考えている最中だ。
 提言書は、庁内LANの使い方にも触れており、現在の組織、仕組みのままで情報化を進めても意味はない。手仕事をそのまま機械に移行させても、余計な手間がふえるだけで、 何のメリットもないということがしばしば起きている。情報化の利点を十分生かすためには、 情報機器の特性にあわせて、大胆に仕事と意思決定のプロセスを組み立て直して、 適用していく姿勢が求められるということで、私たちも今まで手書きで書いていたものを、 単にワープロをというのではなくて、すべて庁内LANで活用できるようなものを、 全組織的に見直していきたいと考えている。

【情報管理課長】ケーブルテレビでインターネットに入る場合、 管理組合での合意がないとできないというような話も確かにある。以前はケーブルテレビのインターネットもテレビに加入する場合と同じだったが、 現在では技術が大分革新し、インターネットに関しては、 ケーブルテレビの回線を建物の中の電話回線につなぐと、インターネットについては可能になる。現に、この庁舎もその機器をつけ、指導室ほかで、 インターネットに加入しているので、御利用いただきたい。
 FMについては、車に乗っている方が聞いている方が多いんではないかという御意見だったが、 FMむさしので、毎年認知率、聴取率調査というものをやっており、 昨年の6月に市内、市民の18歳以上の男性、女性、 300名について、 電話による聞き取り調査によると、84%の方が自宅で聞いているという回答が出ており、 自宅で聞いている方が大変多いという報告を受けている。条例が改正された時点で、外郭団体等というお話だが、条例の改正の見込みが立った時点で、 予算要求させていただきたい。パソコンと電話回線なりケーブルテレビの回線があれば、 外とつなぐのは簡単で、庁内的には相当の情報量が流れるようなLANの設備をしているので、 いつでも、禁止が解ければ、外へ出ていけるような状況で、その点は基本的な整備というか、 そういう形では対応できている。
 所沢市の件は、先進的な技術の補助で、郵政省と通産省の補助金の関係だが、 例えば市民が使える施設予約とか、図書館をインターネットで予約ができるとか、 そういう市民が使えるシステムを構築した場合、2分の1の補助が出るということで、 現在、残念ながら、外とつなげないので、補助金がいただけないのは残念に思っている。



(2) 総務費「防犯対策」について…

【島崎】9年間の少女の監禁事件や、小学校2年生を殺した男が自殺した事件など、 子供に関する暗いニュースが多い。先ほども昼のニュースを見ていたら、その監禁されていた少女の親御さんが、 記者会見をされ、警察の初動捜査のミスに対する怒りなどを話されていた。もちろん、捜査の過程のミスや、少女が発見されたときの対応で、 本部長などが雪見酒をしていたとかいうのは、言語道断な話ではあるが、 本質的には、犯罪そのものを憎むべきだと思う。
それが、どうもワイドショーなどではかけマージャンがどうのという報道に走ってしまって、 犯罪の本質から外れてしまっているのは残念だ。
 昨年、境南町でも通り魔的な事件があったが、こういったことは、 のど元過ぎれば熱さ忘れるで、何となく記憶から遠ざかりつつあるような感じが見受けられる。被害者の意識からすれば、これは一生ぬぐい去れないことでもあり、 まず、このような事件が起きないよう防犯に全力を挙げるという姿勢が大事だ。
境南町以降も年末から年始にかけ、さまざまな子供に関する事件、事故があったが、 これらの事件を教訓とした防犯体制の見直しなどが、この予算書の中には含まれているのかお伺いしたい。

【環境部長】境南町の通り魔的犯行に対するお尋ねについては、当然のことながら、 警察にはパトロールの強化をお願いしているし、 また、学校においても、児童・生徒の指導が行われ、その後は、その犯行はない。ただし、まだ、現時点では、犯人は検挙されていない。



(3) 衛生費「太陽光発電パネル」について…

【島崎】太陽光発電システムに関して補助金がつくということだが、2000年度の補助金か。
また、今後、小学校全部につけていきたいと書いてあったと思うが、 その辺の予定あるいは構想も、回答できる範囲で教えていただきたい。

【環境対策課長】太陽光発電パネル設置の件で、補助金については平成12年度に申請し、 歳入は13年度初頭になるというふうに聞いている。
それから、小学校全部にというお話だが、 確かに環境対策課では小学校を発電所にというイメージは持っている。
しかし、コストの件があり、今後、 どうしていくかという事に関しては委員のおっしゃるように積極的に推進していきたいとは考えているが、 財政状況等があるので、私の方からは積極的に推進したいというだけの答弁にさせていただきたいと思う。



(4) 衛生費「容器包装リサイクル法への対応」について

【島崎】容器包装リサイクル法が4月から本格的に施行をされるということで、 消費者は分別に、市は収集に、企業は再商品化にと、それぞれ責任を持っていかなければいけない。特に事業者については、この義務を怠ったときには50万円以下の罰金という 重い刑罰も課されるということになっている。厚生省によると平成10年度のペットボトルの分別収集率は17%ということで、 本年度はさらにふえている。民間のリサイクル施設での受け入れ処理能力が限界というか追いつかないで、 山積みにされている状況などもニュースで報道をされているようだ。
 廃棄物行政は市の自治事務でもあり、リサイクル法の適用に関しては市が決定をしていくということで、 7月1日から武蔵野市もなったと思うが、受け入れ側の状況はどうなのかお聞きしたい。
本市ではリサイクルセンターに関しての議論があったが、昨年末ぐらいの段階では、 まだ、ごみ市民会議で検討しているものの、一定の方向が出ていないということだった。
その後、私もすべての委員会に出ていたわけではないので、もしかしたら聞き逃したかもしれないが、 リサイクルセンターについての現在の状況と今後の予定を伺いたい。

【ごみ総合対策室長】1点目のペットボトルの受け入れについては、指定法人の方で段階的に施設を準備している、 ふやしているという状況。
市の状況としては、全量、指定法人ルートで処理をしていただいている。
 2点目のごみ市民会議だが、ある一定の方向性は出たと考える。
例えば、対象品目でプラスチックを扱っていきたいというような形で、一定の方向は現在出ている。

【島崎】ペットボトル等、指定業者のルートができている、 そちらの方での処理が山積み状態になるということはないと理解してよいか。

【ごみ総合対策室長】今現在、市の方では指定法人ルートということで扱っているが、 12月の段階でうちの方も確かにオーバーしていた。
ただ、うちの方はもの自体がいいということで全量処理ルートで処理していただいている。



(5) 土木費「道路計画と武蔵境新駅舎づくり」について…

【島崎】連立事業に伴って西区画道路の市道 291号、 292号の買収及び整備に入るということを聞いた。
ご承知のようにあそこは非常に狭い道路が細切れのようになっており、 南北の幹線の早期完成が地域でも望まれているが、それぞれの計画地域内の対象件数は何件なのか。
 また、本年のこの予算に伴う金額で何件の土地購入を計画しているのか。
そして、現在、東西道路の 292号については農協の横から整備に向けて整地がなされているが、 本年の予算で進捗率は何%になるのか、伺いたい。
また、本年だけではなくて、これは何年度ぐらいまでをめどに完成を目指しているのかも伺いたい。
 次に、武蔵境駅舎周辺環境整備基本計画策定の予算について、 同計画の概要版が昨年の3月に作成され、私も9月の鉄対・農水特別委員会で拝見し、 大まかなことは代表質問で質問したが、その代表質問の際に、 基本計画で策定した駅舎・街づくり協議会が目指す駅舎づくりに向けた要望について、 実務者レベルで現在交渉中で今のところ好意的に受けとめられているという話があった。
当然、今回の基本計画策定に当たっては、その辺の好意的に受けとめられている部分が 盛り込まれていくのだろうと思うが、現在、JR、西武、東京都と話し合ってきた中で、 具体的に合意ができている点はどこか。成果を回答できる範囲でお答え願いたい。
また、12年度の東京都、JR、西武との駅舎づくりに向けたスケジュールについて簡単に説明を願いたい。

【武蔵境開発事務所長】区画道路整備の関係だが、 291号線、 292号線については平成6年度の10月に道路認定、 平成7年10月に区域決定を行った。平成8年度より事業を進めているが、進捗率は11年度見込みで24%の予定。
291号線については、権利者数が18件、11年度は約 600平米の買収で、 60%の進捗率になる予定で、2件分を考えている。
 整地については、買収が終わったところから仮整備を行っている。
 将来の計画については連続立体事業に合わせて整備を考えている。
 292号線については、権利者数が4件、こちらも 291号線の進捗を見ながら整備を行うということなので、 今の時点では 292号線に関係して予算上は構成していない。

【鉄道連続立体交差担当課長】新駅舎の合意ができている部分は、という質問だが、全体的に市の計画を最大限に配慮すると聞いている。特に基本計画の中で中間ラッチの問題、これは社車分離ということで進んでいたが、 市が利用者の利便を図っていただきたいと強く要望したところ、 東京都、JR、西武、では設置できる方向で検討に入ったとのこと。
 今後のスケジュールだが、12年度にJRも西武も建築関係に入る予定で、 できれば来年度に駅舎の案を幾つか提示したいということで、東京都から聞いている。



(6) 土木費「学校のビオトープ整備」について…

【島崎】学校のビオトープ整備についてだが、これについては、 国からの補助もあるので各学校に一つずつ造っていきたいとの事で、 手始めに3校と記述してあった。このビオトープを今度の予算ではどこの学校に設置する予定なのか、また、 その整備に関して学校の子供たち、地域の人たち、 親御さんなどの方々が参加できるような形は考えているのか。
 今後の12校整備に向けた計画が定まっていたら教えていただきたい。

【緑化公園課長】ビオトープについては、既に完成している関前公園、木の花小路公園、仙川など、 生物ネットワークを考慮して、市内の生物ネットワークを構成する施設となるよう、 市内に均等的に配置を考えている。
また、子供たち、地域の人たちに参加してもらえるようなワークショップ的な運営方法で 進んでいきたいと考えている。
 どこの学校へ整備するかについてだが、平成12年度は希望のあった境南小学校と 五小の2校が有力候補である。もう1校については、予算を通していただけたら話に入りたいと考えている。
12校の整備の計画はということだが、必ずしも学校だけということでなく、 公共施設等も候補として考えて行きたい。

【島崎】産経新聞の2月17日付の記事で、「小学校で自然再現、全12校にビオトープ整備」という記事を見て、 今回の質問をしたのだが、この中では「とりあえず3校を先行的に整備する」となっていたので、 残りの9校についても漸次やっていくのだろうと思った。
 さて、インターネットでビオトープと打ち込んで、検索エンジンで調べてみたら 小学校にビオトープを整備している学校は30や40では済まないぐらいあり、多様な方式を知った。
地方の学校では、生徒たちが金魚鉢の大きいような物を土に埋めて自分たちでつくるとか、 都会の真ん中にある学校では、屋上にチューブ管で囲ってビニールを敷いて、 周りに生け垣のようなものをつくってビオトープにするなど、非常に参考になった。
 私も学生時代、大学の校舎が新しくなったばかりで、毎年卒業生が協同作業で卒業制作を行ない、 学校に様々なものを残すということが一定期間行なわれた。私たちの卒業年次は野外ステージをつくったが、卒業してから何回か学校に行く機会があり、 行けば必ず寄る心のふるさと的な場所になっている。その意味で、小学校でのビオトープ整備という話を聞いたとき、 金額の問題は金額の問題としてきちんとした措置はとってもらいたいが、 子供たちの心に残る事業として、このビオトープ整備が活用できないかと思った。
 そういった観点からもう一度、そういう考え方を取り入れるつもりがないか、お答えいただきたい。

【緑化公園課長】ビオトープ計画だが、学校へ3校ということで、 新聞には残り9校は13年度以降とそのように載っていたかと思う。これについては新聞社の想定で書かれたもので、こちらでは一切申し上げていない。実際にビオトープ施設を設置するわけだが、行政はハード面を施行し、 あとの使い勝手等については地域の皆さん、子供さんを初め多くの方に 参加していただくような方法でやっていきたいと考えている。
 それから、話はそれるが、現在、建設省の土木研究所から武蔵野市が 依頼を受けて生物の多様性の調査を行っている。委員の御指摘のとおり、狭い空間でもとおっしゃたが、 小さな船でそこにトンボが来るような調査も市内三十数カ所で行っているところだ。

 

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