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予算・決算 特別委員会

 

平成16年3月15日~22日 平成16年度 予算特別委員会

 

2004.03.16
総 括(1)「人件費 名誉昇給制度は廃止を!職務給化の推進で職員のやる気向上を!」
総 括(2)「武蔵野市ならびに公立学校での国旗の取り扱い方について」
2004.03.17
総務費(1)「市制作のCATV番組はすべて市のホームページ上でも放映すべき!」
総務費(2)「電子入札システム導入に向けた市内業者の保護・育成を!」
総務費(3)「国際交流事業、参加者に意義と目的は伝わっているか!」
総務費(4)「青少協地区活動の推進支援を!」
総務費(5)「職員共済会交付金の算出根拠は?」
総務費(6)「武蔵境北口地域にコミセンの分館を!」
2004.03.18
民生費(1)「国民年金未納者に対する対策は?」
民生費(2)「ひとり親家庭、就労支援対策は?」
民生費(3)「学童クラブ事業、本当に監護に欠ける児童への対策とすべき!」
民生費(4)「保育料の適正な受益者負担について」
民生費(5)「生活保護費の受給の見直しについて」
2004.03.19
労働費(1)「メーデー補助金は特定政治運動の助長が目的か?」
商工費(1)「路線商店街の空き店舗対策について」
商工費(2)「武蔵野市の観光資源の活用と、来街者へのPRについて」
土木費(1)「自転車駐車場整備、民営機械方式をもっと増やすべき!」
土木費(2)「武蔵境北口地域にムーバス新路線を!」
土木費(3)「吉祥寺駅南口の広場の見通しについて」
土木費(4)「学校ビオトープの管理運営について」
土木費(5)「都道123号線の進捗状況について」
消防費(1)「消防団出初め式関連予算の減額理由について」
消防費(2)「防災啓発事業のケーブルテレビ番組、インターネットでもぜひ放映を!」
2004.03.22
教育費(1)「学力調査の方法と、調査結果の活用について」
教育費(2)「学校周年行事の意義は伝わっているか」
教育費(3)「公立学校離れについて」
教育費(4)「弁当持参が困難な中学生への昼食対策について」
教育費(5)「六中卒業式、『仰げば尊し』が感動を呼ぶ!」
教育費(6)「学校行事、国歌斉唱時の不起立議員への対応について」
教育費(7)「議運での『政治活動における虚礼廃止等に関する申し合わせ』を無視する議員の暴挙について」
討 論

 

2004.03.16 : 平成16年度 予算特別委員会(第2日目)

総 括(1)「人件費 名誉昇給制度は廃止を!職務給化の推進で職員のやる気向上を!」

【島崎義司】 まず、先ほど小野委員からもお話がありましたけれども、名誉昇給について、これは是正すべきだと私どもも思っておりますけれども、中身について、どういう基準で、どういうふうに、幾らぐらい出ていたのかというのがわからなかったので、そこの部分を教えていただきたいと思います。
 それから、要は市の職員のやる気をなくしてしまってはいけないと思うんですが、平成13年度に職務給化というのが進められまして、当初は直近上位に合わせるということで余り変わらなかったんですが、最近のところは3年間たって、大分開きが出てきたと思うんですが、その進捗状況というか、推進状況というのはどうなっているのか。13年度の導入時に比較してどうなっているのかというのをお伺いしたいと思います。
 また、これに絡んで、それでは課長職を受けようとか、そういった意欲が出てきたのかどうか、その辺のことをちょっとお伺いしたいと思っております。要するに、課長昇進試験等についての受験の状況とか、その辺、どういった効果があらわれたのかあらわれなかったのか、またあらわれていないとしたら、今後どのようにしていくべきだと思っているのかというような、その辺をお伺いしたいと思います。

【五十嵐人事課長】 いわゆる名誉昇給、退職時の昇給についてでございますが、現行の運用は15年以上勤続して退職する場合には1号、それと15年以上勤続し、55歳以上で本人の意によらず、退職、つまりいわゆる勧奨退職の場合、及び15年以上勤続して定年で退職する場合につきましては2号というような扱いとなっております。具体的な人数ですけれども、ことし、15年度につきましては、今のところ全体で61名の退職者に年間を通じてなる予定でございますが、そのうち2号の昇給をする者が40名、1号の昇給する者が13名、昇給がなしという者が8名というような実態でございます。
 それから、職務給化について、これは平成13年7月から新しい給料表になったわけなんですけれども、この間、どういうふうに変化してきたのか、また今後どうかと、こういうお尋ねなんですが、まず職務給化の13年7月の以前は、定期昇給の率、つまり普通に1年間、良好な成績をおさめると1号上位に昇給させているわけですが、その定期昇給による給料のアップ率が2%でした。13年7月の表に改めまして、いわゆる昇給カーブを抑えて、高年齢層の方は昇給をどんどん下げて、余り昇給しないようにしていったこと。それから、例えば主事・主任の級と課長・部長の級とでは、当然にもその昇給のカーブが大きく変わってまいりましたので、今の定期昇給率は1.6%になっております。現在のその表が平成16年度、来年度いっぱいまでということに組合とも話をして、条例にも付則でそのように書き込んでございますので、また17年度以降については、さらに職務給化を進められるように16年度中に案をつくり、組合とも交渉していくということになろうかと思います。
 それと、管理職試験の状況についてですけれども、平成15年度は対象者が61人ございました。これは、課長補佐になって2年経過すれば課長になれるという、そういう条件を前提にした対象者数ですが、その61人、中には女性は3人ですけれども、その中で専門管理職という新たに設置した制度を含めて、16人の応募者がございました。その中で10人が現在合格ということになっております。この数字を申し上げますと、必ずしも応募者数は余り高くないわけなんですが、1回受験して不合格になった者について、余り何度も受験しないというようなこともございます。今後についてですけれども、管理職に積極的に職員が受験してくるように、そのような状況をつくりたいと考えております。

【島崎義司】 名誉昇給については、組合と今、交渉中ということでございますので、その辺は……。今、大体幾らぐらいというのはお答えがなかったと思うんですが、事前にちょっとお聞きいたしましたところ、大体30万円前後というようなお話で、その程度なんですけれども、今の経済状況とか市民感情とか、そういったものを考えると、やはり職員の方々にはその辺もよく理解していただいて、こういった制度は見直していかなければいけないということを御理解いただくように、しっかりと交渉をしていただきたいなというふうに思っております。
 最初にも言いましたとおり、そういったものが働く意欲をそいでしまうということになってはいけないわけで、やはり日々の職務の中で昇進を目指すといったらおかしいんですけれども、要するに上を目指していく気持ちを育んでいくという意味でも、職務給のもうちょっとはっきりとした色分けというのが今後もできないものかなと思っておりますので、その辺、これまでの給与表は16年度までということでございますので、17年度以降につきましては、またその辺も考慮に入れながら、働く意欲がわく、そして上を目指す意欲がわくような給与表にしていっていただくことが必要なんではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

【富田総務部長】 管理職試験等に受験意欲がわくようにということでございますが、なかなかいろいろな要素はあろうかと思いますが、待遇面というのもそういう意欲をかき立てる大きな要素の一つであるというふうには認識しておりますので、16年度給料表の改定時においては、一層、職務給化を進めるというふうなことで、組合の方とは十分論議してまいりたいというふうに考えております。


総 括(2)「武蔵野市ならびに公立学校での国旗の取り扱い方について」

【島崎義司】 総括的なことなんですが、教育費にもかかわるんですけれども、全般的な市の考え方、市長の考え方も含めてお聞きしたいと思いますので。
 まず、武蔵野市での国旗、日本の国旗についての取り扱い方について、どのような基準でこれを取り扱っているのかというのをお伺いしたいと思います。昨年、私も文教委員長として幾つかの学校の周年事業に出席させていただきました。その中で、特に印象的だったのは、小学校、武蔵野市で一番歴史のある一小と二小が130周年を迎えたということで、その式典に出席いたしまして、その中で最も私が感動したのは、小学生たちが本当に大きな声で式典のときに正々堂々と日本の国歌を歌っていた。この姿を見ただけで、私も目が潤むぐらい本当に感動を覚えたわけでございますけれども。
 その後--いや、異常じゃないんですよ。小学生がこういうことを書いてきましたので、よくお聞きになっていただきたいんですが、開校130周年記念の児童集会と式典の感想ということで、何人もの子どもさんからこんな感想が寄せられております。校歌と国歌を大きな声で歌えてよかったです。(「うそばっかり」と呼ぶ者あり)いや、うそじゃないですよ、ちゃんと書いてありますからね。公式な文書ですから。いっぱいあるんですが、全部言っているとあれなんですが、「式典では国歌を思い切り歌い、耳がちぎれそうでした。君が代で伸ばすところを一番頑張りました。式典のときには、国歌と校歌と祝い歌を大きな声で歌えた。校歌や国歌が難しかったけれど、僕は頑張りました。記念式典では、国歌と校歌と祝い歌を歌った。」など、その他、いっぱい国歌や校歌を歌えて本当にうれしかったという意見が続々とここに寄せられているんで、これは現実ですからね、そんなことです。これらの国歌や校歌について、きちんと周年ではできているということで、高く評価したいと思うんですが。
 ちょっと幾つか、それに反して、来賓として出席した方々の態度について疑問の声が私のところに寄せられております。これ、自分で書いたんじゃないですよ。だれのことなんて言ってないですよ。それで、「文教委員長殿」ということで、「どうしても聞いていただきたくてペンをとりました。各学校における式典のとき、卒業式、入学式、周年行事の式典のとき、国歌斉唱のときに座る議員さん、その他がいます。その他については、文句は言いませんが、児童生徒の目の前で来賓席で座る議員さんを見たとき、非常に嫌な気がいたします。議員というのは、法律に基づいて行政を行う方々でしょう。どうして国の法律で決められている国歌なのに、あんな態度をとるのか。問題にしていただきたいと思います-云々-もし従えなかったら、式典への参加を見合わせていただきたい、お願い申し上げます。」と。私は、堂々と立って大きな声で歌っておりますので、堂々と出席させていただきたいと思っておりますけれども、こういった声も来ているわけです。これらのことを勘案して、本市では、これまでどのような基本方針で国歌や校歌について扱ってきたのか、これについてまずお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

【土屋市長】 教育委員会の取り組みについては、教育長からお答え申し上げますが、基本的には国歌・国旗の取り扱いについては、当然のことながら武蔵野市という法人を代表する場所であります武蔵野市役所には、毎日、国旗と市旗を掲揚すると、こういうふうなことで取り扱っております。そのほか、通常の場合は、それ以外はやっておりませんけれども、式典、その他については当然そういったことになるわけであります。例えば、成人式などでも国旗を掲揚し、同時に国歌を歌うと、こういうことになるわけであります。そのほか、いろいろな表現の方法がありますが、昭和天皇がお亡くなりなって、いわゆる喪に服したときに、憲法上の存在の方がお亡くなりになったことに対して、武蔵野市として哀悼の意をあらわすと。そのあらわすあらわし方として、武蔵野市の市の施設、全七十何カ所にすべて弔旗を掲げると。そして、市の職員が公務所で権力行為をする場合には、喪章を3日間つけると、このように当時決めて、直ちに実行したわけであります。今は、大分国歌・国旗のことを言う人がふえてきたんですけれども、当時、16年前に私どもは折り目正しく基準を示したと、このように考えているところでございます。
 あとは、教育委員会から。

【川邊教育長】 学習指導要領におきまして、小・中学校とも儀式的な行事、その他について国旗を掲げ、国歌を斉唱するものとすると、こういうことになっておりますので、これはもう長い間の教育活動として、それを行っているということでございます。
 それから、来賓の座る議員についてということでありますが、学校が主催するわけであります。校長が主催するわけでありますが、そういう儀式的な行事において、主催者の校長がそういう式次第で学習指導要領に基づいて実施するわけでありますので、そこに御参列なさる大人は、子どもたちに負けないようにお手本を示していただきたい、こういうふうに考えております。
 なお、市長が成人式のお話がありましたが、舞の海さんが講演されたわけでありますが、講演の一番最後に、武蔵野市は他地区と違って非常に落ち着いてやっているということ。しかも、国歌を大きな声で歌って、整然として、私の話もよく聞いてくれたと、すばらしい市ですねと、こういうふうに感想を最後の言葉として述べておられます。

【島崎義司】 公立学校での国旗の取り扱い方なんですけれども、おおむね適正に行われているというふうには思うんですが、ちょっと中だるみの時期というんですか、どことは言いませんけれども、とある中学校では、演壇の壇上のところに、東京都の指導だと平成11年に出ていると思うんですが、壇上には国旗を掲げるということで指導が来ているはずなんですが、これが国旗は演壇のところに三脚で立てかけて、演壇の後ろのところに卒業制作品というんですか--を飾るというのが慣例になっている学校があるようなんですが。その辺の卒業制作を掲げるとか、そういったことも含めて、若干問題になっているところがありまして、いま一度、きちんとした形で国旗、東京都の場合は都旗、武蔵野市の場合は市旗になるんでしょうか--を演壇の正面のところに掲げるという形で実施するようにということで、これは15年10月23日、東京都教育委員会教育長の横山洋吉さんのお名前で、都立高等学校と盲・ろう学校ですか、学校長あてにそういった通達が出されて、これ、本市にも多分参考資料という形なんでしょうか、来ていると思うんですけれども、その辺を含めて、中学校でどことは言いませんけれども、そういった卒業制作品が、ちょっと都の指導や通達とは違う形で行われていることについて、どのように考えているのか、是正についてはどのように考えているのか、この辺をお伺いしたいと思います。

【川邊教育長】 壇上の国旗あるいは市旗の掲揚についてでありますが、一部にそういうところがあったわけで、在校生が卒業生を祝って、心を込めてつくるというのが、それこそ20年、30年来のやり方であったというようなことがあります。ただ、他地区では、国旗を壇上に張らせないために子どもを前面に出して、それを張ることによって、張るスペースをとってしまうというような動きもあるようでありますが、本市では長年、子どもたちのそういう思いをということであったんですが、都のその通知というのは、参考資料として参っておりますが、そういうことも参考にしながら、主催者は学校でありますので、学校長の責任のもとで粛々と行う。最も卒業証書授与式にふさわしい雰囲気をつくり出していく、こういうことでいろいろ検討しているようでございます。そういう意味での、妙な考えはないというふうに思っております。

【島崎義司】 誤解されると困るんですけれども、卒業生の作品を飾ることについて、私、反対しているんじゃないんで、その辺のことはよく御理解いただいて、校長先生とお話いただきたいと思うんですが、卒業作品は何も壇上の正面に掲げられる必要はなくて、入った正面にでも掲げることができますし、4面あるわけですから、その辺を活用してぜひやっていただきたい。そして、式典の意義というものをきちんと中学生の子どもたちに教えることがやはり必要であろうというふうに思っておりますので、その辺を含めて校長先生とお話される際はぜひお願いしたいと思います。


2004.03.17 : 平成16年度 予算特別委員会(第3日目)

総務費(1)「市制作のCATV番組はすべて市のホームページ上でも放映すべき!」

【島崎義司】 まず、CATV番組制作についてなんですけれども、これは、大体月に2本ずつということでお聞きしているんですが、この内容については、どのようなものを基準にして制作しているのかというのをお伺いしたいと思います。
 それと、制作した番組についての放送なんですけれども、毎日3回、CATVで放送しているということなんですが、インターネットが発達している時代ですから、パークシティのネットニュースなどでも流れているとは思うんですが、そこにたどりつくまでが非常に大変なんですね。恐らくすべてあそこに出ているとは限らない番組ばかりだと思うので、できれば市のホームページの方から、ストリーミング放送ということで、サーバーに置いて、市民がいつでもどこからでも見られるような状況にしてもらえないかなと思っておりますので、その辺、御見解をお伺いしたいと思います。

【大嶋広報課長】 ケーブルテレビむさしのシティニュースの件でございますけれども、これにつきましては、その時々のホットなニュースをケーブルテレビで放映するような格好をとっております。ちなみに現在は、長期計画の討議要項についての内容のものを放送しております。
 次に、むさしのシティニュースをホームページ上で流せないかという御質問でございますが、16年度からホームページ上で動画を流すようになりますので、その中で検討してまいりたいと考えております。

【島崎義司】 CATVの方は、来年からホームページで流していただけるということで、ありがとうございます。


総務費(2)「電子入札システム導入に向けた市内業者の保護・育成を!」

【島崎義司】 次に、電子入札システムについてお伺いしたいと思います。
 昨年、私も、超党派の議員でつくっている勉強会で、民間の大手の電子認証システムを提供している会社に研修に行きまして、いろいろと勉強をしてまいりました。先行している自治体、都内では江戸川区とかがあるんですけれども、そういったところの状況もお聞きをしてきたわけでございますけれども、業者管理とか、さまざまな面で問題が生じているということもお聞きいたしました。大手の例えば建設会社とかでは、各支店ごとに数名ずつぴったりと張りつけて、パソコンも何台か用意して、100軒とかいうのを1人が担当して、毎日毎日パソコンに向かって電子入札を繰り返しているといったようなこともあって、そうなると、市内業者との技術格差というのが出てくるんじゃないかなと思うんですね。その辺、市内業者についての電子入札導入に向けた育成にどのように対応していくのか、この辺をどのように考えているかをお伺いしたいと思います。

【近藤管財課長】 電子入札についてお答えいたします。
 電子入札につきましては、平成17年4月から共同運営が開始される予定になっております。従いまして、まだ1年ほどありますので、御指摘のありました、業者に対するPR等につきましては、市報でのPRとか、あるいはチラシの配布のみならず、必要に応じては説明会なども開催をしていきたいと考えております。
 なお、市内業者育成という観点での御意見もあったやに承りましたが、この辺につきましては、従来どおり、その内容とか規模などにおきまして、市内業者でも十分対応できるものに関しては、なるべく優先的に指名していく考えであります。
 以上であります。

【島崎義司】 電子入札システムについて、やはり心配なのは、市内業者ではないところが、そうやって専門的にパソコンでやれば、契約上のカードでやるのかどうかわからないんですが、それさえとってしまえば、全国それこそどこからでも、北海道の端からでもそういった入札に来れるということで、市内業者が非常に打撃をこうむるということもあり得ますので、その辺、しっかりとした市内業者に対する保護というか、対応をお願いしたいと思います。
 なお、市内業者につきましては、さまざまな防災とか、そういった面でも協力をいただいておりますので、そういったこともひとつ加味していただいて……。東京都では点数性でそういうのが優遇になっているとかいうのがあるやに聞いているんですが、そういったこともあろうかと思いますので、ぜひ市内業者に打撃とならないような状況で対応をしていただきたいと思っております。


総務費(3)「国際交流事業、参加者に意義と目的は伝わっているか!」

【島崎義司】 次に、国際交流についてお伺いしたいと思います。
 市で行っている国際交流について否定的なことを言う方もいらっしゃるんですが、基本的には世界平和とか、そういった意味でも、こういうことは有効な手段であると私も思っております。そこで、ちょっと基本的なことをお伺いしたいんですが、幅広いので、絞ってお話をお聞きしたいと思います。
 まず、中国の北京と交流している青年の翼親善使節団についてなんですけれども、これは、予算の参考資料にも、その目的とか手法とかというのが出ておりまして、高校生20名を北京に連れていって、ホームステイ等を通じて国際感覚を身につける。中国との相互交流を続けていくというようなこと、概要はわかっているんですが、もうちょっと深く、この派遣の意義と目的を教えていただきたいと思います。また、これらの派遣の目的や意義について、連れていく高校生にどのようにレクチャーをしているのか、この辺もあわせてお伺いしたいと思います。
 それと、韓国との相互交流についてなんですが、これは忠州市ということで、現地でどのような市民同士の交流を進めていくのか、派遣の意義と目的をあわせて、この2点お伺いしたいと思うんです。あと、現地でどんな公式行事やイベントが行われるのか、この辺もあわせて教えてもらいたいと思います。

【会田交流事業担当部長】 国際交流についてのお尋ねでございますが、まず第1点目の中国の北京と交流でございますが、これは、昭和61年4月に武蔵野市平和問題懇談会という懇談会を設けまして、そちらの提言の中で、その中では既にラボックとの交流が始まっていたわけですが、今後は、アメリカだけではなく、世界に向けて、多感な時代を過ごす中高生を対象とした、言ってみれば青年の船の武蔵野版のようなものを実施してはいかがかということがございまして、それを受けて、昭和63年に青年の翼という形で、アジアに目を向ける、中国を対象地に選びまして、北京を通じての中国各地との交流を始めたのがきっかけでございます。
 意義と目的ということでございますけれども、委員御指摘のように、いわゆる多感な時代の高校生がアジアを、特にお隣の一衣帯水の国と言われております中国との交流を通じて国際感覚を養っていただくというのが、この意義と目的でございます。
 また、レクチャーに関しましては、4月の半ばに募集をし、5月の半ばぐらいに選考をいたしまして、そこから8月の出発までの間、足掛け3カ月間、2週間に一遍、多いときには1週間に一遍、市役所の方に集まっていただいたり、あるいは富士高原等を利用した合宿形式などを通じて研修、あるいは意義のレクチャー等を含めて実施をしているところでございます。
 次に、韓国忠州との交流、市民同士の交流はどのようなものがあるかというお尋ねですが、これは、例えば昨年の例をとりますと、キムチづくりを1つの材料とした女性交流団の受け入れというのがありました。1日がかりでキムチをつくりまして、武蔵野市のさまざまな女性団体にお集まりをいただいて、キムチづくりはあくまでも交流のための材料でございますが、親睦を深め、お互いの理解を深めたというのがございます。
 なお、忠州市はもともとは職員の相互派遣でございますけれども、平成11年度から、市民の交流なども女性交流団という形で始まっておりまして、市民レベルの交流もそのような形で、職員の相互派遣と並行して進めているところでございます。

【島崎義司】 青年の翼についてなんですが、2週間に一度ずつレクチャーをしているということなんですけれども、2001年8月に行われた使節団の報告書を、私、読ませていただきまして、今、部長が言われた目的に従って交流事業が行われているというふうに感じられるわけですが、実はこの報告書の35ページ、名前とか学校名を言うのは控えさせていただきたいと思いますが、この派遣の意義とか目的をきちんと理解されているのかどうかなというような報告書がありまして、非常に気になったものですから、この機会にお聞きしておきたいと思うんです。長い報告書なので、一部抜粋して、知らない方がいらっしゃると思いますので、御紹介したいと思います。
 「あの忌まわしい太平洋戦争の記憶、日本が帝国主義の道をひた走り、アジア南方に侵略し、極悪非道の数々を行った戦争、そして日本が負けた戦争」と。で、「ホームステイした先の娘さんとの会話の紹介がありまして、靖国神社の参拝問題、日本軍の中国への侵略についての教科書問題などを語り合ったと。まだ互いの名前も名乗っていないのに、僕に心を開いてくれたのはうれしいというような話で、そこから、僕の意見を彼女に伝えたと。日本は直ちにさきの戦争の非を認め、教科書を訂正するべきだ。自国のしてきたことを、よいことも悪いことも含め若い世代に伝えていかなければならない。相手のことを知る前に、自分のことをよく知らなければならない」と。
 一部同意できるところもなくはないんですが、全体の論調としては、これが本当に派遣の意義と目的に合致した派遣だったのかどうかなというように、私の感想として思いました。派遣の目的と意義というのは、先ほど部長が言われたとおりのことだと思いますので、その事前のレクチャーの中で、こういったようなことまでレクチャーしているのかどうか、その辺を再度お伺いしたいと思います。(「感じたことに関しては文句つけることはできない」「内心の自由だ」と呼ぶ者あり)内心の自由ですけれども、これは公式文書ですからね。個人の内心の自由で書いた感想文は問題ではないだろうという意見なんですが、しかし、これは公式文書でありまして、市には市の派遣の意義と目的があるわけでございますね。そういう意味からすると、ちょっとこの感想文というのは、その意義や目的から著しく逸脱しているような気がいたします。私の感想として。その辺、もう一度お伺いしたいと思います。
 次に、それぞれ中国や韓国で公式行事やイベントということではなく、韓国ではキムチづくりとかというお話があったんですが、そうではなくて、もうちょっと公式行事とかに出る機会はないのかなと思いまして、その辺をお伺いしたいと思います。世界を知るという意味では、そういった公式行事に出ることが、正しく世界を知るということにもつながると思いますので、何らかの公式行事があったら、ぜひ派遣した市民や高校生などには出てもらって、外国ではどういうふうにそういった行事、式典に臨んでいるのかというのを見てもらうのも必要ではないかと思っております。

【会田交流事業担当部長】 平成13年の実施に係る青年の翼の感想の中で、そのような記述がされているという御指摘ですが、私どもがそのときに実施をいたしました研修の中で、中国におけるそうした事実について、帝国主義の侵略戦争であるという趣旨のレクチャーはしておらないということでございます。
 それから、公式行事に対する参列というのは、節目節目でプログラムされておりまして、そのときには特に高校生、それから、ラボックに派遣する中学生もそうですが、武蔵野市を代表するものとして恥ずかしくない服装、そして態度、そうしたことで接するようにと、これは重ね重ねのレクチャーをしているところでございます。韓国における市民団の派遣の場合におきましても、公式行事が組み込まれておりまして、そのときにはきちっとした礼儀をこちらからも尽くすという形で実施をしているところでございます。

【土屋市長】 武蔵野市青年の翼でありますが、実はラボックへ行く方が長いんですけれども、ラボックへ行く前から、アジアを知ろうということで考えておりました。ところが、今から十七、八年前は、もっと前、私は市長になってすぐに、中国などはどうだと言ったんですけれども、まだ4人組の名残も残っているような時代だったので、1つは治安と衛生が悪いんじゃないかというようなこともあって、先に先進国のアメリカという格好にいたしました。その後、追っかけ、中国を企画したわけでありますが、何と言っても中国は永遠の燐国でありますから、好むと好まざるとにかかわらず、永遠のおつき合いをしなければならない国ですから、こういうところときちっと交流をし続けるということが非常に大事だと私は思っております。
 その中にはいろいろなことがあって、御承知のとおり中国の場合には、一定の国家政策のもとに、必要以上に反日教育みたいなことを行っておりますから、それは国家の方針ですから、我々から見ると必要以上というふうに感じるわけでありますけれども、日本国から見れば、それは過剰じゃないのと、そういうことを言うのなら、この間も新聞で議論になりましたけれども、例えばイギリスの教科書では阿片戦争のことをどう書いてあるかと。阿片戦争なんていうのは明らかな侵略だと思いますけれども、それはともかく、そういうことだと思います。
 例えば、ここであんまり論議をしてもしようがないんですけれども、中国はそういう方針を持った国です。しっかりと方針を持った国ですけれども、そういう国ともつき合うことが大事だと。とりわけ国内をまとめる。日本の25倍の国土を持って、しかも、日本の13倍の人口を抱え、民族の数だけだって数限りなくあるわけですから、これをまとめていくというのは物すごく大変だと思います。中国の指導者は物すごく苦労しているだろうと思います。一部市場開放をすれば、今、内陸との所得格差が1万倍ぐらい違うと言われていますから、物すごいことだろうと思っております。
 そういう中でいろいろ苦労があって、相手の立場もある。その中で子どもたちが行く。そうすると、子どもたちは向こうでどういう階層の子どもたちと接するかによって、いろいろな反応の仕方をするだろうと思っております。これが御指摘のあったことですが、この子は非常にナーバスに対応しているわけですけれども、そのほかの子どもたちの感想などを見ると、まあまあそうでもない。だから、同じことに出会っても、受けとめ方によって随分違うわけで、その辺のところはこれはしようがないことで、同時に、私たちは、中国というのはそういう国だということを前提にしながらおつき合いをしていくことが大事だろうと思っております。
 なお、この青年の翼を実施したときは、非常に希望者が多かったんですね。ところが、この十数年の間に、中国に対する日本人の感覚が変わったのか、今は定員割れという状態になってまいりました。ですから、これをどうするかという問題はあるけれども、未来を担う青少年がさまざまな形で燐国とおつき合いをする。これは非常に大事なことで、私としては戦略的な課題として、戦略的なというのは、武蔵野市として、国際理解を一番深めなければならないのは、中国や韓国、周辺のロシア、それに最大の友好国のアメリカ、こういうところが日本としての最大のテーマですから、さらにまたいろいろな御縁があったところ、こういうことを含めてやはりきちっとやっておく必要があるだろうと、このように思っております。ただ、参加者が少なくなるというのは、これは困り問題、さあ、どうしたらいいかということだろうと思っております。

【島崎義司】 ありがとうございました。青年の翼については、過去に日本と中国の間で不幸な歴史があったという事実は私もよくわかっているつもりです。ただ、派遣の目的や意義と合致しているものなのかどうかというのを問題にしたのであって、(「理解していない」と呼ぶ者あり)あなた、そういうことを言うなら、自分の質問のときに言ってください。そういうことであって、私の感想を言っているわけですから。しかも、これ、公式文書ですから。いやいや、公式の文書ですよ。
【井口委員長】 お静かに願います。
【島崎義司】 市が出している文章なんですから、派遣の意義や目的に合致した報告書を出すのが、これは普通ですよね。政治的なプロパガンダじゃないわけですから。そういったことを含めて、交流事業についてはしっかりと考えていっていただきたいと思っております。

【土屋市長】 青年の翼は、目的と意義はそういうところにあるわけで、ただ、この子どもが感じたことが、14人全員感じたとすれば、これは相手方のすり込みというか、そういうことになるわけで、そうですね、まだ人格形成が未熟なうちに、何回も何回も同じことを言われれば、これはすり込みというんです。これは動物行動学でいうすり込みなんですね。別な言葉では洗脳とも言うけれども。しかし、何を言いたいかというと、14人行った人が全部14人同じような感想を持ったとすれば、行ったことについての目的と意義については問題があると、こういうことにならざるを得ないわけですけれども、14人行った中の1人がそのように感じたということですし、またそれは、応対した相手が言ったことをどう感じたかという話ですから、それはそれで目的を外れてないと、このように考えております。したがって、多感な高校生に対して、恐らく家庭教育だとか、いろいろなことがあるんでしょう。だから、やっぱり幅広くやる必要があると、こんなふうに考えております。


総務費(4)「青少協地区活動の推進支援を!」

【島崎義司】 次に、青少協の地区活動の推進なんですが、昨年度と比べると若干減額されております。予算の参考資料でいうと25ページです。昨年と比較して減っております。例えば地区委員指導者の保険料とか、こういったものがどこか別の費目に入っていったのかどうかわからないんですけれども、この減額の理由をもうちょっと詳しく説明していただきたいと思います。

【青木児童青少年課長】 青少年問題協議会に関する予算でございますが、前年に比べて総額で36万円減っているわけですけれども、この主なものは、地区委員会の研修のバス代、こちらは実施地に市内地区がございますので、そうした実績と、それから、バスの単価が下がっていることによって33万円減額したものでございます。ほかの各地区補助ですとか、保険は前年どおりでございます。

【島崎義司】 青少協の地区活動の減額なんですが、町会とかそういったものが少ない武蔵野では、町会等にかわるコミュニティの核としてさまざまな青少年育成事業をやっていただいているわけですが、それにしては非常に予算が少ないというのは、前から私も主張しているところです。バス代の単価が下がったからとかいうことで、論理的には正しいのかもしれないですけれども、本当はもっと手厚くしていただきたいなと。また、各地区ごとに行事の種類とか回数とかも違いますので、その辺も考慮に入れて、ぜひ予算措置をしていただきたいなと思っております。その辺、再度、市長のお考えをお伺いしたいと思います。

【土屋市長】 青少協は、長い間伝統のある団体でございますから、これからも育成を図っていきたいと、このように考えております。
 ただ、今まで私たちも、役所はなかなかあれなんですけれども、例えばバスの借り上げなんかにしても、もうちょっと民間が借り上げた場合には、違ったやり方で安くなるんじゃないかと思われるようなことを、余りそういうことを見直してこなかったというようなこともあり、やっぱり実態に合わせてきちっとやっていく必要があるだろうと、このように考えております。


総務費(5)「職員共済会交付金の算出根拠は?」

【島崎義司】 次に、職員共済会の交付金なんですが、先ほども少し説明があったんですけれども、交付金の算出根拠、これはどのように計算されているのか、もう一度お伺いしたいと思います。

【五十嵐人事課長】 共済会の交付金についてでございますが、これは、市職員共済会に関する条例第5条で、毎年度、会費の1.5倍に相当する額を会に交付するということになっておりまして、それに基づいて、職員の給料月額の1,000分の8で職員から会費を取っております。その会費が全体で4,231万程度を見込んでおります。その1.5倍の金額は6,347万ぐらいになるんですが、このうちから水道事業会計のものを除きまして、その結果がこちらの数字となっております。

【島崎義司】 共済金についてはわかりました。8階にある食堂についてお聞きしたいんですが、あれも共済会が運営しているというふうに理解しているんですが、共済会が業者に委託をして運営されているということだと思うんですけれども、この運営についてどのようになっているのか、もう一度お伺いしたいと思います。

【五十嵐人事課長】 8階の食堂についてでございますが、これは職員の複利厚生施設として使用するということで、まず、市から武蔵野市職員共済会が行政財産の使用許可の手続をとっております。その中で使用料は無料、光熱水費についても無償ということをまずお願いをしているところです。その上で、委託業者を決めまして、その委託業者については、よいものを安く提供してほしいということで、また光熱水費の負担は求めずに、その販売価格ですとか、販売品目、あるいは営業時間、その他も共済会の方で日常的な指導をしているところでございます。

【島崎義司】 8階の共済会へ委託している食堂なんですが、率直に言いまして、毎日毎日行こうと思うような食堂では、これも私の個人的な感想ですが、ないと思っております。これは、多少でも競争原理が必要なんじゃないかなと思います。ちょっと秋口に府中の市役所に行く用事が多くありまして、そこの食堂に行きましたら、そんなに変わらない値段で、物すごくおいしいんですね。そういうことで、やはり多少なりとも競争原理を働かせる必要があるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺、見解をお伺いしたいと思います。

【永並助役】 職員の方からも、いろいろ今までも意見等が出ていたりする経緯がございまして、共済会の中でも食堂改善委員会というのを設置して、いろいろ検討はしているところです。もちろんかえるべきだとか、いろいろな議論も含めてしているところでございまして、今後もよく検討したいと思います。


総務費(6)「武蔵境北口地域にコミセンの分館を!」

【島崎義司】 コミセンについてなんですけれども、コミセンのこういった評価委員会の報告書が出されまして、それぞれのコミセンついて、さまざまな活動や、活動を行っていく上での問題点とかも書かれているわけですが、それはそれとして、以前の決算委員会だか予算委員会だかでも、私は要望を含めて質問をさせていただいたんですが、コミセンの配置について、私は武蔵境に住んでおりまして、若干不公平さを感じております。もう一回繰り返すようですけれども、吉祥寺地区は、約5万5,000人の人口に対して8カ所、中央地区は約四万三、四千人の人口に対して8カ所、武蔵境地域は、約3万3,000人の人口に対して3カ所ということで、これをお聞きしましたら、前に市長の答弁では、市民会館とかスイングもあるしということで言われているんですけれども、やはり使用方法とか目的とかが違いますので、非常に使い勝手が悪い。
 よく中部地区とか吉祥寺地区のコミセンをお借りすることもあるんですが、やっぱりどうしても地元で会合をするときに不便性を感じてしまうことがありますので、コミセンをつくれとは言いませんから、コミセンの分館的な機能を何らかの施設に入れていただきたいなと思っているんですが、その辺、もう一度考え直していただいて、御答弁をお願いしたいと思います。

【寺門市民活動センター所長】 コミセンの境地区の分館等も考慮に入れた施設ができないかということでございます。私どもの方では、一昨日ですか、評価活動の報告書を出させていただきました。その中で、西部コミュニティ協議会、あの辺の地域でございますけれども、その中ではいろいろとヒアリング等、意見交換を行った中で、境の駅前の方には市民会館やスイングホールなどがあり、あそこを多く利用されているということになっておりますけれども、西部のコミュニティの活動といたしましても、今後、そういった活動とタイアップをして、いろいろとやっていけないかと、そういうふうな課題が示されておりますので、私どもの方でも、各協議会さんとそういうふうな方向でこれからも一緒にやっていきたいなと、今のところはそのように考えております。

【島崎義司】 コミセンについて、ちょっと先ほどの御答弁ではわかりづらかったんですが、先ほどの御答弁は、例えば北口地区だったら、西部図書館と、市民会館とかスイングとかと連携させて使えるようにしようというのか、それとも、分館機能を持った施設をどこかに入れるなり、つくるなりしようということなのか、その辺、再度御答弁をお願いしたいと思います。

【寺門市民活動センター所長】 コミセンのことにつきましてお答えしたいと思います。
 今回の評価委員会の中でも、西部コミセンの方から、いろいろと悩みや課題とかが出されました。意見交換会や懇談会の中でそういう話が出たわけです。そこで評価委員会といたしましては、現在あるような施設、多数の市民が利用しているわけでございますし、また市民会館というのは、教育委員会の方の所管でございますので、ちょっと目的が違いますけれども、西部コミセンといたしましては、そういう施設と共同で、これからのいろいろなものができないか、そういうふうな仕組みづくりを考えていく必要があるんじゃないかと、そのような評価委員会としてのお話がありました。したがいまして、それを受けまして、これからそれに向かって西部コミセンの方も活動をしていくということでございます。

【島崎義司】 あと1点だけなんですが、コミセンについてなんですけれども、やはりちょっと御答弁でわかりづらかったんですが、要は、私たちは使い勝手が悪いので、何らかの形でコミセン、あるいはコミセンの分館的な使い方ができる施設を、境の北口の東部地区というんですかね、にもほしいと思っておりますので、今後、コミュニティ協議会の方で御検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。


2004.03.18 : 平成16年度 予算特別委員会(第4日目)

民生費(1)「国民年金未納者に対する対策は?」

【島崎義司】 まず、うちの会派の委員からも話が出ましたけれども、国民年金についてなんですが、もうちょっと詳しく教えていただきたいと思うんですけれども、先ほど被保険者の徴収率というのが、平成14年度では61.7%と、平成15年度の速報値では72.2%ということで、上がっているんですけれども、これは最終的な数字がまただんだん下がっていくということだと思うんですが。平成14年度の数値が、以前にいただいた事務報告書の保険料検認状況というのとどのようにかかわっているのか、ちょっと数字が違うので、その辺を説明をお願いしたいと思います。それと、恐らく最終的には、また60%台になっていくと思うんですけれども、これは未納者に対する対策というんですか、そういったのというのは、社会保険庁の方ではどういうふうに行われているのか、武蔵野市ではどういうふうにPRされているのかというのをちょっと教えていただきたいと思います。

【竹山保険年金課長】 私の方から、年金のお尋ねについてお答えさせていただきます。先ほどお答えしました国民年金の納付率ですが、平成14年度が事務報告書と数字が異なっている点ですが、事務報告書作成時点では、武蔵野の納付率は63.8というふうな数字を受けていたのですが、年金の場合、直接国に払いますので、引っ越した方とか、さかのぼって社会保険の記録がされた方など、記録のずれ、タイムラグとか、前住地の納付書で払った場合ですと、ほかのところの社会保険事務所にお金が入りますので、そういう関係でその調整を行った結果、今回、国に変わりましたのでかなりお時間がかかりまして、ことし1月に最終的な確定数値として61.7という数字をいただきましたので、そちらを御報告させていただきました。
 また、現年度の納付率が高いという点の御指摘ですが、年金の場合は、現在月額1万3,300円ですが、1年分の納付書を年度当初にお送りいたしまして、4月中に1年分払いますと3,850円ですが、割引がありますので、4月に1年分を払ったり、6カ月分の前納という制度がございます。そのために、納付率は4月段階では100%を超えたりすることもあるような制度でございまして、年度末に向けて、その1年間の納付率に基づいた数字に下がっていくという形になるため、このような数字でございます。
 あと、未納者対策でございますが、社会保険事務所では推進員という職員、嘱託というふうに伺っておりますが、置いて、未納者に対して家庭訪問して国民年金の制度理解を深めて、保険料の納付の御協力をお願いしているというふうに伺っております。また、新聞等でも御存じのとおり、所得があって、なおかつ滞納が続いている者については滞納処分を行うということで、これは何年か前に数件行っただけのものですが、今年度においては滞納処分を行うというふうに発表しております。
 また、特に若い方、若年層の年金の納付が低いというふうにも指摘されておりますが、それについては、年金の制度理解のためにポスターとかテレビコマーシャルなども、比較的若者に人気のあるタレントを使ったり、あとは携帯電話のiモードでのコマーシャルとか、そういうような形でさまざまな層への制度理解を深めるような努力をしております。

【島崎義司】 未納者対策については、推進員を置いて、特に若年層に向けて呼びかけていくということなんですが、たまたま、きょう新聞に折り込まれてきた東京リビングという地域コミュニティ紙に、「年金ってどうなるの?」ということで、約4割が未納、約8割がブーイングということで、中をあけますと、特に若い世代、20代が年金をあてにしていないというのが55%、30代で37%、40代で21%、50代で11.4%。60代は100%信頼していると、こういうことなんですけれども、近いからわかりますね。そういうことなんですが、全体として年金に対する信頼性というのがなかなか厳しい状況にあるということは私どもも認識しております。ぜひ、そういった面で、収納率アップに向けて本市でも社会保険事務所が近くにありますので、連携しながらやっていただければなと思っております。その社会保険事務所との役割分担なんですけれども、この辺はどのようになされているんでしょうか、ちょっとその辺教えていただきたいと思います。

【竹山保険年金課長】 社会保険事務所との役割分担についてのお答えですが、社会保険事務所は都内30カ所、多摩地区では4カ所しかございません。武蔵野社会保険事務所は、武蔵野、三鷹、西東京、清瀬、東久留米、東村山と広範囲に管轄しておりまして、基本的に身近な窓口として市町村が市民の方の書類の受け付けをし、その書類をまとめて社会保険事務所にお送りして処理されております。主なものとしましては、1号被保険者の住所変更、転入転出及び加入とか、あと免除の申請などは所得審査がございますので、市町村で行っております。また、年金のもらう方の給付の請求につきましては、老齢年金の一部、死亡届の一部、あと国民年金加入期間中の障害年金などにつきましては、市町村で行うこととされております。


民生費(2)「ひとり親家庭、就労支援対策は?」

【島崎義司】 次に、予算説明書の197ページ、ひとり親家庭対策事業についてなんですけれども、この中に教育訓練給付金と技能訓練促進費というのがあるんですけれども、これはどのように行われているのかというのと。その後、この両訓練を受けた方たちがどのような形で就労しているのか、その状況をどのように把握しているのか、また就労支援等を行っているのか、その辺を教えていただければと思います。

【水野子ども家庭課長】 先ほど御質問がございましたひとり親家庭対策事業ですが、他の委員にも概要は御説明いたしました。自立支援教育訓練給付金事業、それから高等技能訓練促進事業、常用雇用転換奨励金、この3つの事業が一つの固まりとして母子家庭の自立支援給付金事業というふうにくくられております。これは、東京都としては16年度から開始する事業ということで、今年度は千代田区、港区、墨田区、目黒区、杉並区、荒川区、この6区と、市では武蔵野市が行いますが、すべてこの3事業を行うのは荒川区と武蔵野市、この2つだけでございます。まだまだ結果はこれからということになります。

【島崎義司】 ひとり親家庭についてなんですが、3事業は新事業ということですね。そうすると、これまでこういった教育訓練とか技能訓練というのは、どういう形で、何かそういう支援制度があるというふうに聞いていたんですが、それは今まで別のところから出ていたという形なんでしょうか、ちょっともう1回、その辺教えていただきたいと思います。
 それと、あわせて、これからは本市でそれを補助していくということで、その後の就労支援とか就労状況の把握とか、そういったものを今後どうやっていかれるおつもりなのか、その辺をお伺いしたいと思います。

【水野子ども家庭課長】 母子家庭の自立支援給付金事業に関しては、基本的には講座等の終了した後に支払うということになっております。それから、従来から行っていた、昭和53年から市民社会福祉協議会の方で母子家庭の技能習得費等、就職支度金の補助制度がございました。これは、この新しく始める制度の開始に伴って、今年度から中止していくということになります。


民生費(3)「学童クラブ事業、本当に監護に欠ける児童への対策とすべき!」

【島崎義司】 次に、学童クラブ事業についてなんですが、先ほどからたくさん質問、質疑がありまして、1つちょっと気になったのは、監護に欠ける児童という言葉が何度も出てまいりました。監護に欠ける児童というのは、そもそも法的なその根拠というのはどういうところにあるんでしょうか。また、市の基準というのは、どういうふうな考え方に基づいて、この基準がつくられているのか、その辺をお伺いしたいと思います。また、どのような考え方でつくられているのかということですね。それと、監護に欠けると判断、認定されているけれども、学童クラブに入れない子どもの御家庭というのは、どのような対応を入れない状況の中でしているのかというのをちょっと教えていただきたいと思います。

【青木児童青少年課長】 学童クラブについての御質問でございますが、まず監護に欠けるという点についての法的根拠ということですが、これは児童福祉法でその保護者が労働等により昼間家庭にいないことによるもので、監護に欠け、政令等で定める基準に従い、学童クラブ事業を行うということになっております。これ以上、具体的な基準というのはございません。市の条例でも、これを引きまして、家庭で授業の終了後に保護者の適切な監護が受けられないということでうたっております。具体的には、条例に基づく規則で審査基準というのを設けてございまして、これは昼間、家庭におられない保護者の方の就労等の状況を指数化しておるもので、これに基づいて点数、指数の高い方から御入会いただくという決まりになってございます。
 入れなかったお子さんについての状況なんですが、一般的に申しますと、保留になられるお子さんの保護者の方は、今の基準で申しますと指数が低いと。指数が低いということはどういうことかといいますと、例えば外勤の方でも平日勤務がない割合が高いですとか、在宅で、例えば火を使ったりとか、目を離せない仕事じゃない仕事をされている。あるいは、就労を平日されておっても、勤務終了後、御自宅にお戻りになる時間が、例えば3時半ですとか4時ですとか、早い時間にお帰りになってこられるというケースが指数が低くなります。あるいは、放課後、友達と過ごしたりということもあるでしょうし、あそべえに行っているケースもあるという中で、それぞれ各御家庭で工夫して過ごされていると考えております。

【島崎義司】 学童クラブなんですけれども、児童福祉法を根拠として市の基準があるというのはわかっております。この市の基準自体が、もちろんそれぞれ正当性のあるものなんですけれども、運用の仕方で非常に変わってくるのかなというような感じがいたしております。実は、私、ある信頼できるところから、このようなファクスをいただいたんです。いろいろ書いてあるんですが、1つだけ気になったのは、これは要するにこの基準表にどうやって対処したらいいのかというQ&Aなんですね。週に一、二回ほど休みたいんですけれどもというクエスチョンに対して、答えとして、おけいこごとなどで休ませることはできますと。これはちょっと消えててよくわからないんです。しかし、出席日数にはカウントされませんというようなことが書いてあったんですね。30分いるだけでも出席扱いになりますので、できるだけ出席という、これは出席と言えるんでしょうか、30分って。(「全然信頼できない」と呼ぶ者あり)信頼できますよ。僕が信頼している方を信頼しちゃいけないんですか。こういうQ&Aが出回っているということは事実なんですが、この辺、市の方で御存じでしょうか。
 こういう対策、市の方からしたら対策というのも変な話なんですが、要するにこの運用の仕方について抜け道を教えるような形なんですけれども、果たしてこの30分いるだけで出席扱いになるというのは、これ、問題がないとお考えでしょうか、その辺をお伺いしたいと思います。それによって、要するに監護に欠けると威張って言う方がいらっしゃいますけれども、本当に監護に欠けているのかどうかというのは疑問なわけですよ。その辺をお伺いしたいと思います。

【青木児童青少年課長】 学童クラブについてのお尋ねですが、島崎委員がお示しになったのは、多分私も目にしておりますが、今度新しく学童クラブに入会を希望されている保護者の方で、今、保育園在園の方からの御質問に対して、Q&Aという形で学童協がまとめた文書がございます。そちらの方だと認識しております。
 学童クラブにつきましては、入会に当たっては、基本的には書面で就労状況審査、場合によっては実態調査させていただきますが、それで監護に欠ける度合を指数をつけさせていただくわけですが、その基準指数の中で、既に在籍されているお子さんについては、前年の出席率が50%未満ですとマイナス2点しますよという項目がございます。先ほど御指摘いただいたのは、恐らく端的にいうと、それへの対策ということで、出席率が低いと監護に欠ける状況が低いというふうに見ますので、そうしたときの対策というか、対応ということで書かれているんだろうと思います。
 ともあれ、学童クラブというのは、看護に欠ける、ちょっと見方を変えますと、公費でもって、そうした放課後に福祉的対応を必要とする児童という観点で施策を行っているわけですから、そうした観点から見ますと、先ほどちょっとお話ししましたように、平日5時までいるのが週1日だけで、あとはそれこそ10分程度顔を出すといったような状況のお子さん、例外的かもしれませんけれども、そうしたお子さんが監護に欠けるんだろうかということは、担当者としましては非常に頭を悩ますというか、苦慮している状況でございます。

【島崎義司】 よくわかりました。そうすると、やはりおっしゃるとおり、基準表の一番下のことを言っていたんですが、年間出席率50%未満という中に、非常にすれすれのところにいる方がいらっしゃって、その方々が言っているんだろうと思うんですが、30分だけでも出席扱いになりますから、できるだけ出席させてくださいという、そういう指導というか、答えをしているようなんですが、この辺は市の公費を支出して行う事業ですから、そうなると、本当に児童福祉法に照らして監護に欠けているのかどうかという、そういう根本的な疑問が私自身はどうしてもわき上がってまいります。
 そういう意味では、この基準表自体を全面的に改定しろとは言いませんけれども、言葉の揚げ足をとって針の穴を通すようなやり方じゃなくて、すっきり出席できる人は出席すると。本当に出席率を確保するために、ちょっとだけ顔を出すというのは、それは出席とは認めないと、そういうはっきりとした方向を打ち出すべきじゃないか。これ、別に条例を変える必要はないと思うんです。この読み方を明確にすればいいわけですから。その辺、どうでしょうか、お考えをお伺いしたいと思います。
 それと、私、5年間議員をやっておりまして、その間に他の会派の先輩からもいろいろな指導を受ける機会に恵まれまして、公明党の赤松先輩から常々言われていたのは、市議会議員たるもの、待機児童が毎年出るような小学校の学童クラブに入れるんじゃないぞというような御指導をいただきまして、最初はびっくりしていたんですが、いざ子どもが小学校に上がってみると、なかなか入れづらいですね。それは、個人的な事情もあって、どうしても子どもを預かってもらわなきゃいけないということが週に数回ありますので、私の場合、民間学童を利用させていただいているんですが、はっきり言って実費ですよね。2万円から2万5,000円ぐらいかかっております。それは別にいいんですけれども、要は公費支出を受ける方が学齢児童の対象児童の大体23%ぐらいということで、その方々はそういうサービスを受けると。
 しかし、この中身については、ちょっと先ほども申し上げましたとおり、監護に欠けるかどうかというのは疑問である。そういったことも見直していただきたいですし、それと同時に、やはり民間学童に対して、もうちょっと助成できないかなと。民間学童に預ける意味というのは、子どもを家庭で基本的には育てるんだけれども、男性でも女性でもさまざまな社会的な参加をしてみたいとか、働いてみたいとかという、ちょこっと、というのはありますよね。そういう場合に使う場合に、そこに通わせる親御さんにとっては、心身ともにリフレッシュできる場を提供してもらえるサービスを行ってもらっているというように感じるんですね。そういう意味では、そういうところに助成を出すなりということは非常に意味のあることじゃないかなと。これは、家庭で子育てする家族機能の強化という意味でも重要じゃないかなと思うんですが、その辺、どう市長はお考えでしょうか。

【青木児童青少年課長】 監護に欠けるというか、福祉的対応を必要とされるのはどういう児童かという点については、今の委員の御指摘なども踏まえて十分検討すべき課題かと考えております。

【土屋市長】 基本的な議論でございますから、私の方からもつけ加えておきますが、監護に欠けるということは、保育園も同様な考え方で成り立っているわけでありますが、監護に欠けるということが、昔はやむなく監護に欠けていたと、こういうことでやっていました。ですから、武蔵野市の保育園の出発は、吉祥寺保育園が一番古い保育園でありますけれども、これは戦災孤児でありました。戦災孤児で、お母さんと子どもが残った人たちを対象に、今の安養寺の中で安養寺が始めたわけであります。ですから、当時は保育に欠けるという状態が、お母さんが主として働かなければ生きていけないという、こういう枠の中で監護に欠けるという状態を余儀なくされていたと、こういうことが言われたわけであります。
 しかし、時移り、昭和30年代から40年代にかけて、女性の社会進出が一般的になってまいりました。両親がそろっていても、監護に欠ける状態をつくり出してしまうという状況が出てきたわけであります。(「それ、問題じゃない」と呼ぶ者あり)いや、これは歴史的な事実であります。したがって、昭和40年代の後半から50年代にかけて保育論争があって、母子家庭のようにやむなく監護に欠けている状態ではなくて、監護に欠けているということを両親の生き方の問題として選択している、こういうのを選択的保育と中央児童審議会で言いました。つまり、明らかに児童対策や所得保障から、そのころから働く母親対策というのが要素として入ってきたわけであります。働く母親対策というものが入ってきたならば、しかもその両親そろって収入が2,000万円なんて超える人もいるわけですから、そういう人にとっては、全額保育費用を負担すべしと、こういうことが今の保育の問題の考え方なんです。
 ですから、保育というのは、他の人々のサービスのように、例えば体育館とか文化会館とかといったようなもののサービスと違って、あるいは戸籍とか住民票とかという、身分を公表したり住所を公表したりするものと違って、特定の人に対する福祉サービスと考えられていますから、したがって、最低の基準、つまりナショナルミニマムに欠けている人については手厚くやって当然だけれども、ナショナルミニマム以上に行って、両親が2,000万円だとかという所得の人は、客観的に保育に欠けた状態があったとしても、保育料について、費用負担については全額をもらうべきじゃないかというのが、実は今もそういう考え方なんです。国の基準は、ある一定以上の所得については保育費用を全額徴収するという考え方なんです。ですから、保育の考え方が違ってきたと、このように考えるべきなんですね。
 さらに、最近この十数年出てきたのは、例えば働いていなくても、集団遊びだとか、そういうことが子どもの発達にいいんだという発想が出てきた。だから、わかりやすく言うと、監護に欠けていることを余儀なくされた人、つまり低所得者対策、所得対策だったのが、高所得者でも監護に欠けている人が出てきて、母親対策の就労対策になって、そして今度は、家にいる人にとっても、それならば一定の子どもの発達にプラスになるから、定期的に週に何回か預ける、こういうことがあってもいいんじゃないかというふうに変わってきたのが、これが戦後の60年間近いわけですけれども、それの変わり方なんです。
 だから、定曜日保育のようなものがあるとすれば、例えば共働きじゃないけれども、週に一遍、習い事をするとか、そういうときに預かってもらうというのがあったんなら、それはそれでいいでしょう。そのかわり、実費を出してくださいよと、こういうふうになってきているんです。そういうことは、既に部分的にも取り入れられており、例えばうちの文化会館でたまに保育つきのを何かやったりします。それから、スポーツ、総合体育館では、保育つきの体育をやります。これは、保育料として時間幾らというふうにいただくわけであります。だから、このようにさまざまな形で、非定型的な保育も含めて変わってきたわけで、そういうものに対してどういうふうに対処していくかという、これが根本の理屈であります。学童も同様な考え方に基づいてきているわけで、今後ともこれらについてどういうふうにとらえていくか、時代とともにさまざまな考え方をやらなきゃならないだろうと思っております。
 ただ、その中で大事なことは、価値観が多様になった場合でも、その多様な価値観を支えるという方向に施策は行くべきだろうと。しかし、その費用負担については、きちっとした費用負担をやるべきだろう。つまり、監護を余儀なくされているような、一番最も原型の保育については手厚くやって、選択的保育については、選択した人に対して一定の合理的な範囲の中で負担していただく、こういうことになるだろうと、そんなふうに考えております。したがって、こういう流れの中で、私たちはどういうふうに考えたらいいのかということだろうと思っております。

【島崎義司】 市長の基本的な考え方というのは、よくわかりましたし、前からわかっていたつもりです。
 ちょっと今、話を学童と保育と取り混ぜながらお話ししたんで、わかりづらいと思いますが、要するに政策誘導的に、まずコストの問題というのが大前提にありますよね。このコストをどうやって下げていくか。それには、政策誘導で、そこに行かない誘導をしていくという考え方もあっていいんじゃないかと私は思っております。それには、やはり民間の保育園なり、そういったものをこれからもどんどん活用していくべきだと。その中で、例えば学童については、幼稚園に預けながら、ちょっと働く。でも、そんなに遅くまでじゃない。そういった方々に対して、今度、幼稚園の教育費の方でも出ていますけれども、ああいった制度ができたというのは非常にいいことだと思うんですけれども、政策誘導という視点で、そういうところに、じゃ、全員がそこに行っちゃったら大変なことになっちゃいますから、政策誘導的にそういうところに行かないで済むように、ここに住む親御さんたちもそういう気持ちになれるような政策誘導をしていく。家庭でのコストだけを基本に考えていく、そういった考え方が必要ではないかと思いまして、ただいま質問した次第でございます。特に答弁は要りません。

【土屋市長】 政策誘導はおっしゃるとおりだと思います。でありますから、例えば学童保育に限っていえば、今までは学童保育は保育料を取っておりませんでしたから、これは政策誘導としては、何でもいいから預けようという雰囲気になるのは、これは経済的な原則としてやむを得ないことだと。現在のところ、年間6万円、月額5,000円という学童の育成料を取っておりますので、そういう意味では一定の動機づけができたかなと思っております。
 一方で共働きじゃない子どももいるわけで、そういうお子さんたちの居場所だとか放課後対策だとか、そういうことがありますので、一方であそべえのようなものをつくって選択の幅を広げていくと、こういうことであります。だから、実際にある学校などでは、学童クラブをやめて、あそべえの方に行った子どももいます。その子どもは、校長先生がいろいろ話を聞いたら、あそべえの方が伸び伸びできていると、こういうことで。だから、私はちょっとそれは違うんじゃないかと思ったんだけれども。それはどういうことかというと、学童クラブというのは家庭がわりですから、本来ならそちらが伸び伸びしなきゃいけないのに、どうしても社会教育的な営みで、今度は何しましょう、何しましょう、こうなるから、若干そういうことがあります。そのように、政策誘導をいろいろしながらやっていきたい。
 0123なども、これは全国的にも非常に衝撃を与えた施策でありましたけれども、今はこれは標準になっております。0123吉祥寺のような。だって、0123吉祥寺で始めた広場事業なんていうのが、国の子育てメニューにそっくりそのまま広場事業って入っちゃった。真似するのはいいけれども、一言ぐらい言ってほしいという気もしないでもないけれども。事ほどさように、でありますから、おっしゃっているような意味でさまざまな政策誘導をしていきたい。


民生費(4)「保育料の適正な受益者負担について」

【島崎義司】 次に、保育料の適正な受益者負担についてということで、これは施政方針、基本施策の中でお述べになっておりまして、先ほども別の委員から、保育料審議会について質疑がありました。これは、保育料審議会ということじゃなくて、条例化して議会で判断を問うかもしれないというようなお話をされていたんですが。いずれにしても、施政方針で述べられたように、現在の保育料が適正であるかどうか。恐らく適正でないということから、こういったことをお考えになっていると思うんですが、保育料審議会となるのか、条例として議会に提出されるのかは別にして、どのような点を重視して、どのような観点から、この保育料の見直しを進めていこうとお考えになっているのか、その辺を大前提をお伺いしたいと思います。
 保育料の2点目として、認可外保育施設の利用者負担軽減というのが挙げられておりまして、これも先ほど我が会派の委員からもお話が出ましたとおり、保育の方向性としては公設公営というのはなかなかコスト的に厳しいものがあるということで、さまざまな方向に変換していかなければならないんじゃないかという話、私も以前からそういうふうに言っておりまして、今回、公立保育園の見直しという提案が出てきたことに対して、非常に歓迎しているわけですけれども。その辺で、認可外保育施設の利用者負担軽減を打ち出したということについては、非常に歓迎したいと思うんですが、この軽減については、公立保育園の改革と一体のものなんでしょうか、その辺をお伺いしたいと思います。

【土屋市長】 私の方からは、公立保育園と認可外保育園施設の軽減負担との関係について申し上げておきたいと存じます。まず、御質問の趣旨は、認可外施設に子どもを預ける人たちの負担軽減という、こういう措置が、公立保育園の改革とセットのものなのかと、こういう御質問でございますが、物の考え方としては、公私格差是正というようなことでありますから、リンクしているといえばリンクしている。しかし、今まで武蔵野市は1人当たり、認可外保育所に預けている人に対して100万円ぐらいの給付をやっておりますので、そういう意味では、他市にないような手厚い施策をやってきていると。例えば、民間施設を借り上げている場合には、その家賃についても補助を出すといったような、こういったようなこともやっているわけで、他市にないようにやっております。
 したがって、認可外保育所の置かれた状況が全体的に厳しい状況で、そのために父母負担も保護者負担も大きいと、こういうことに着目して終始一貫改善してまいりましたので、必ずしもリンクしているわけじゃないけれども、物の考え方としてはそういう背景にあると。なお、現実的な話としては、財源的には限りがあることですから、公立保育園の改革をすると同時に、財源的な余裕を見ながら、またやっていきたいと、このように考えております。

【竹内保育課長】 保育料改定について、全体的な考えは市長が申し上げたとおりですが、現状を申し上げますと、国の徴収の基準に対して、私どもで定めておる保育料の徴収基準の割合は約51%余りでございます。それから、保育所運営費、全体の中で占める保育料の占める割合が9.8%であることなどが現状の状況でございます。
 なお、公立保育園のあり方を考える委員会の中でも、同様なところで、武蔵野市の保育園の運営経費における保育料の負担水準が、多摩26市で5番目に低い水準であることも考慮の上、国基準との考慮や、月額保育料以外の負担方法を検討するなど、低所得者層に対する配慮も行った上で、応益負担の観点も含めて保育料徴収基準上限額の見直しも必要であるなどの報告もいただいております。

【島崎義司】 保育料の審議会については、国基準の51%であると、運営経費も高いという観点から見直しをしていく。ぜひ大いに見直しをしていっていただきたい、これは要望で結構です。


民生費(5)「生活保護費の受給の見直しについて」

【島崎義司】 次に、生活保護費についてなんですが、予算参考資料では、昨年の予算参考資料と比較して、世帯数を同じに見込んでいるんですけれども、扶助費がふえているということで、これについては、先ほど質疑の中で医療扶助がふえているということだったんですけれども、どのような変化があったと認識しておられるのか、その辺をお伺いしたいと思います。
 それと、この生活保護費に絡んで、それを受けている受給者が就労や一時所得が発生した場合、ということをどのように把握・認識されているのか。この更新というか、生活保護費の受給の見直しというのか、そういうのはどれぐらいのペースでやられているのか、どんな方法でやられているのか、その辺をお伺いしたいと思います。

【萱場生活福祉課長】 生活保護ですけれども、生活保護というのは、受給する人数掛ける単価ということで単純に決まるものではございませんで、法律上、保護については8種類の扶助がございまして、挙げますと、生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助等々ありますけれども、それぞれ人数の増減がございまして、結果、数字が出てくると、こういうふうになっておりますが、主なものを申し上げますと、昨年、15年2月とことしの2月の増減の人数を申し上げますと、生活扶助では136名ふえております。住宅扶助では96世帯、教育扶助では14名ふえております。医療扶助では89名ふえております。介護扶助が23名増と、こんな数字になっております。
 それから、所得の捕捉ということでございますが、原則は本人申告でございますけれども、稼働年齢に属する方については、訪問回数をふやしたりということ、あるいは基準改定のときに見直しでやるとかというところで捕捉していくわけでございますが、万が一、内緒で所得があったような場合、後日発覚したような場合には、当然費用の返還というものが出てくるわけでございます。

【島崎義司】 生活保護費についてなんですが、いろいろメニューの人数によって事業費の積算が変わるというのはわかるんですけれども、要するにこの参考資料に出ている人数が1,060世帯で、前年度も1,060世帯なんで、積算した結果、たまたま1,060世帯だったのかどうか、ちょっとその辺、そんなに難しい質問じゃないんで、単純にお聞きしているだけなので、よろしくお願いします。
 あと、就労や一時所得の発生などに対して、本人申告でやられているということなんですけれども、これも私のところにメールが参りまして、メールや手紙やファクスで恐縮なんですが、ある意味では事実なんだろうと思っております。例えば、受給している方が、受給はするんだけれども、たまにどこかでアルバイトして、その辺はプライベートなことですからあれなんですけれども、要するに一時所得を申告しているのかどうかというのが甚だ疑問であるというような投書というか、メールが参りまして、その辺しっかりと捕捉できるような形にしていただきたいなと思うわけであります。
 それで、先ほどの国民年金の話にもかかわるんですけれども、例えば65歳で生活保護に入ったという方が、年齢別とか人員別とか、この表に生活保護基準額表というんですか--に照らして算出すると、この3要件、年齢、人員、住宅扶助で満額受給した場合に、65歳で13万3,390円、これは15年度までの表ですけれども、受給できる。年間に直すと160万円。一方で、65歳から年金受給できる老齢基礎年金だけの方、そんなに多くはないと思うんですが、これだけの方というのもいらっしゃいますよね。この方が65歳になって受け取れる年金額というのは79万7,000円、40年間掛け続けてですね。月に直すと6万6,416円。「おやおや」と思うんですが、生活保護の方に1カ月お支払いするよりも、これだけ低くなってしまうということで、それに対して生活保護の扶助として加算されて支給されると、扶助されるということになるとは思うんですが、この辺のあり方について、基本的には国の制度なんですけれども、このまま行くと、先ほど冒頭にお話ししましたとおり、年金制度に対しての非常なる不安があって、特に若年世代は払わない傾向にあるということを考えると、つぶれるということはないのかもしれないんですけれども、やはり不安になって払わない人がふえてくるのかなというような気がするんですね。その辺、市長会とか行政関係機関の方で、その生活保護についてどのようにというか、何かそういった話し合いというか、今後はこうあるべきだよなとか、そういう話というのは出ているんでしょうか、その辺をお伺いしたいと思います。

【萱場生活福祉課長】 1,060世帯ということですけれども、予算の積算そのものは、先ほど申し上げたように8種類の扶助を、それぞれ伸び率を積算して求めておりますので、世帯数とか人数とか、直接関係するものではございません。この1,060世帯につきましては、見込みとしてはこの程度ということで、前年はちょっと多く見込み過ぎたということで、16年度についてはこの程度ということで、同じになっているということで御理解いただきたいと思います。


2004.03.19 : 平成16年度 予算特別委員会(第5日目)

労働費(1)「メーデー補助金は特定政治運動の助長が目的か?」

【島崎義司】 恒例によりまして、まずメーデーの補助金です。書き方は変わったんですけれども、恐らく内容は一緒だろうと思うんですが、結局のところ、三多摩メーデーの2つのメーデーに対して支出されているのかどうか、そこをまず確認させていただきたいと思います。

【井田生活経済課長】 メーデーの補助金でございますが、メーデーの補助金につきましては、15年度と同様に連合系、全労連系に分けて、それぞれ補助を実施する予定を持っております。

【島崎義司】 メーデーにつきましては、前年と同じで、書き方を変えただけということなんですが、前々回の予算特別委員会でも私は指摘をしたんですけれども、メーデーが武蔵野市の補助金等交付規則に合致しているのかどうかというのは、合致しているというのが当時の助役の見解であったんですけれども、どう考えても合致しているとは思えない。その内容をしっかりと見るようにということで、そのときはお話をしたんですが、その辺の内容はきちんと把握をされているんでしょうか。
 長くなっちゃいますが、把握の一つのあれとして御紹介させていただきますけれども、ことしの全労連系の三多摩労連の運動方針では、非常にまた聞き捨てならないことばかり書いてあるんです。ある特定の政党を本当に攻撃する、従来、自民党の支持基盤とされてきた勢力を取り込んでみたいなことを書いたり、学校や教職員の管理統制に反対するだとか、人間と社会をだめにする成果主義。成果主義がないから、人間と社会がだめになっちゃうんじゃないかなと私は思っているんですけれども、そういったさまざま、いろいろありますね。日の丸・君が代の押しつけに反対する。押しつけなんかだれもしてないのに、法制化されて適正にやられるようになったということであるのに、そういうのを押しつけであると言って、いろいろ問題がありますよね、やっぱりこの運動とか。そういう内容を勘案して考えると、補助金交付の基準に合致しているとはどうしても思えないので、今後、検討していただきたいと思います。

【土屋市長】 メーデーについては、メーデーというものは労働者の祭典であるというふうに社会的に認知をされております。社会的認知をされているということに着目をして、一定の補助金を出しているわけですが、その補助金が高いかどうかということについては今後よく研究するにしても、逆に言えば社会的認知がなくなったらば、それは労働政策としては補助金を出さないということになるわけであります。
 なお、それぞれの労働団体が労働条件の向上のためにいろんな目標を持ってやるというのは、ある程度は許容されて、それが言論の範囲の中に入っている限り、ある程度、許容していくべきものと、こんなふうに思っております。
 『週刊文春』が販売禁止になったけれども、あれも裁判官が権力者になったような気がいたしますが、ある程度の許容というものがあるだろうと。それが広く支持されるかどうかは別ですけれども、団体としての表現の自由の範囲の中に入っていれば、やむを得ないことと、このように考えているわけでございます。


商工費(1)「路線商店街の空き店舗対策について」

【島崎義司】 商工振興です。路線商業活性化総合支援事業についてなんですけれども、これは先ほどもお話があったんですが、コミュニティスタジオ事業を展開していくということですが、市内の路線商業の皆さんと空き店舗対策についてもう少しよく話し合ってもらいたいということを、以前に私も議会、いろんな場で要望してきたんですが、その辺の空き店舗対策について、商店会の方とはどのような話を現在されているのか、またことしはどのようにされていくおつもりがあるのか、その辺をお伺いしたいと思います。

【井田生活経済課長】 空き店舗対策についてどのような話をしていくかということでございますが、空き店舗対策というのはそれぞれ個店の問題と、商店街にも波及するような問題と両方ございます。それぞれ個店の問題に市の方で直接どうこうするというのは中小企業の融資ですとか、そういう形で対応していくわけでございますが、それが商店街として魅力ある商店街をつくっていかないと、それぞれの個店というのはなかなか厳しいというところもございますので、そういう形で先ほど来ちょっとお話をしておりますいろんなイベントですとか、そういう形でお客さんに来ていただいて、ぜひ商店街として愛される商店街、魅力ある商店街になっていただけますように、こういう補助金を御利用いただいてやっていただきたいというのが担当の考えでございます。


商工費(2)「武蔵野市の観光資源の活用と、来街者へのPRについて」

【島崎義司】 先ほど他の委員から観光協会設立の要望も出ていましたけれども、協会設立云々は別にして、武蔵野市が持っている観光資源の活用がうまく機能しているのかなというのが、率直にもったいないなと思っているところでございまして、伝統的なところでは井の頭公園とか動物園、植物園とか、玉川上水とか、独歩の森とか、小金井公園は小金井なんですけれども、一部入り口が武蔵野にも面しているということもあったり、あるいは行政でも民間でもいろんなイベントを打っております。アニメフェスティバルだとか、今度の『天花』であるとか、そういったことをトータルにコーディネートする。コーディネートというのは要するにそれぞれでコーディネートは個別ではされているんですけれども、来街者に向かってもっとトータルに宣伝をする、PRをするトータルコーディネートが必要なんじゃないかなと。ホームページなんかも活用して、そういったコーディネートしたものを来街者にPRしていくということが必要だと思うんですが、その辺どのようにお考えでしょうか。
 それと、商工振興の3点目として、「天花」についてなんですが、これは単純な質問なんですが、600万円計上されておりまして、事業内容の中で『天花』を紹介するためのイベントとか、あるいはタイトルロゴをあしらったグッズであるとか、そういったものを予定しているということなんですが、これは今の段階でどのようなものというのが言えるようなものがありましたら、教えてもらいたいと思います。

【井田生活経済課長】 観光協会についてでございますが、武蔵野市内、吉祥寺、一部は井の頭公園など三鷹にかかる部分もございますが、武蔵野市及びその周辺には、それぞれのポイントでなかなか目を見張る観光スポットというものがあるというふうに私は思っております。そういうのを何のきっかけで呼ぶかということがございますので、吉祥寺のウェルカムキャンペーンとかが今一番動員力がございますので、そういう機会に吉祥寺を知っていただいて、吉祥寺を知っていただくこととあわせて、こういう桜まつりですとか、そういう地域のお祭り等を含めて、歩け歩けの5月のスリーデーマーチもございますが、あれは全国から何万人という方がお見えになる大きなイベントでございますので、吉祥寺ばかりではなく、武蔵野、そして多摩をPRするいい機会であると思っております。そういう機会に来ていただいて、地方に行っても武蔵野を愛していただければ幸いだと考えております。
 「天花」につきましては、商店連合会あるいは商工会議所、そして市の方でそれぞれいろいろな取り組みを行います。そのほかに各大型店でもいろいろな独自企画を考えられているようでございます。東急、伊勢丹、三越さんで何らかのイベント、どういう形のイベントになるかはそれぞれのお店によって違いますが、やりたいよというような話は伺っております。そのほかに、吉祥寺ではウェルカムキャンペーンの中でパネル展示等をやるという話をちょっと伺っております。
 私どもとしては、桜まつりに『天花』の出演者の方をできればお呼びしたいということで、交渉をしているところでございます。『天花』は吉祥寺が舞台となるということで、逆に言えば全国に吉祥寺というのを発信できるいい機会かなと思っておりますので、そういう意味からもまず地域の方々に愛される『天花』という番組になっていただければと思っておりますので、応援をしていきたいと思っております。

【島崎義司】 観光資源のトータルコーディネートなんですけれども、それぞれをPRしていきたいという担当の方の決意表明は非常にすばらしいことだと思いますが、そういうのを市民だけじゃなくて、ほかのまちの方々にもわかりやすいように、ホームページとかを活用してトータルに御紹介できるようなものを、市の商工課のホームページからになるのか、それとも商工会議所からになるのかわからないですけれども、その辺よく話し合っていただいて、コーディネートしていただいたらいいんじゃないかなと思いますので、要望を含めて何かありましたらよろしくお願いします。

【土屋市長】 観光協会に関連してさまざまな御質問がありますが、確かにトータルコーディネートといったことについて、あるいはそれをPRしていくということについては、もう少し工夫した方がいいかなという気がいたします。
 ただ、20年前ぐらいから既に言われていることは、観光都市から都市観光の時代ということが言われております。それはどういうことかというと、いわゆる名所旧跡のようなところもいいわけだけれども、それだけじゃなくて、観光の目的というものはまちそのものに魅力があり、そこに生活する人が生活文化のようなものに対して魅力がある。だから、観光都市の時代から都市観光の時代へと、こういうふうな方向に来ているわけであります。
 そういう意味で武蔵野市などはまち並みがそろって、だれが来ても、外から来るお客さんは海外から来るお客さんも含めて、まちがきれいですね、ごみもなく清潔ですね。緑が多いですねって言われるのは、ここから見える緑というのはここだけがよくて、もうちょっと悪いところはいっぱいあるわけですから、ちょっとじくじたるものがあるんですけれども、そういうこともあります。
 ですから、そういうことのトータルで、これから都市観光の時代になると、このように考えております。
 今、国会で今週から審議されるであろう景観法という法律が新しくできます。この景観法もそういう観点から、従来は景観条例のようなものは名古屋だとか、神戸だとかが一番早くつくって、昭和40年代の後半から50年代半ばにつくったんですけれども、こういうのはいわゆる歴史的な風致地区とか、そういうことを前提にして美観条例をつくっていたんですけれども、これからは景観法の中で都市観光といったようなことも含めて、トータルなまちづくりが必要になってくるだろうと、このように考えております。
 なお、景観法の改正の素案について、私は国土交通省の社会司法審議会の委員の一人としてそれに参画したわけでございますが、今国会に出すということで、担当の課長は先週、法案の内容について国会で審議する前に審議委員の市長にということで来て、私も報告を受けました。そこで庁内に景観法対策の研究会を発足して、今後、この景観法が予定しているまち並みについて、研究するとこととしたわけであります。


土木費(1)「自転車駐車場整備、民営機械方式をもっと増やすべき!」

【島崎義司】 予算の概要の方で自転車駐車場整備事業1,676万円ということで、武蔵境の南口に412台の自転車駐車場を整備していただくということなんですが、昨年、境の北口のすきっぷ通りの東側のところに新たに140台の民営自転車駐車場を設置していただきまして、非常に好評で、回転率もいいということでお聞きしております。
今回は、見るところによると公設で公営というか、委託管理方式ということだと思うんですけれども、昨年、例に挙げたすきっぷ通りの東側にできた民営の自転車駐車場の場合は、昨年の予算で見ると100万円ぐらいの駐車場建設補助ということで、これ以上の支出というのはないのかなと思うんです、土地代は別ですけれども。そうすると、今後、駐車場問題を考えていくときに、交換すればまたそこに入っていくんでしょうけれども、新たに設置する場合、民営駐車場方式というのはお考えにはなられなかったんでしょうか。その辺を確認したいと思います。

【中村交通対策課長】 自転車駐車場の民営化ということでございますけれども、現在、市内には35カ所の駐輪場がございまして、そのうち11カ所が財団法人自転車駐車場整備センターに管理運営をお願いしていまして、駐輪場をつくるときには一部の負担金を市で負担しまして、あとはすべて管理運営をするような形になっております。したがいまして、今回の南口自転車駐車場も自転車駐車場整備センターにお願いする予定でございます。

【島崎義司】 自転車対策ですけれども、ちょっと言い方が悪かったと思うんですが、要は委託しているというのはもちろんわかっているんですが、そうじゃなくて、すきっぷ通りにできたのは完全に民間が運営しているんです。1日1回100円でということで、互い違いの2段になっていて、非常にとめやすいんです。ああいう形は非常に使いやすいなと思いまして、新設するときはああいう形がいいのかな。それと、管理費の面でもコストが抑えられるし、いいんじゃないかなということで質問をしたので、そういう方式を今後、暫定的なところでも取り入れていくおつもりはどうでしょうか。

【土屋市長】 場所その他の条件があるだろうと思います。例えばイースト吉祥寺のあの繁華街の一角に100坪ほどの土地で、四、五年前につくりました。担当者はあのとき現場は無人でやりたい、費用的な問題があるからということがあって、無人とあとカメラ設置でやりたいという案を上げてきたので、私は君は夜現場に行って見てきた結果、そういう結論を出したのか、もう1回行ってこいと言って、夜行かせました。御承知のとおり、隣が風俗のどんちゃかどんちゃかやっているところですから、率直に言って、夜遅くなど人がいなければ、女性など怖くて到底とめられないという感じのところであります。結局、その担当者は帰ってきて、市長、申しわけない、よく調査が行き届かなかった、有人にしたいということで、それは有人だねということでやったわけであります。
だから、すきっぷ通りのあそこの横のところは、まさに条件が、そんなにスペースが大きくないし、しかもすきっぷ通りに行く人から丸見えのところですから、そういう意味ではセキュリティからいっても非常に安全なところですから、暫定的な活用としてああいうことをやっているんだろうと思っております。だから、あれが普遍化できるか、あるいは2層、3層にした場合にどうかということがありますので、TPOでいきたいと、こう考えております。

【島崎義司】 自転車のことについてはわかりました。あそこは隣に平置きのがありまして、管理する方がいらっしゃってということで、非常によく見ていただいている。また、管理する方々もいろんなイベントの際に御協力いただいたりということで、それはそれで、もちろん評価をさせていただいているところでございますので、それは申し上げておきます。

【中村交通対策課長】 先ほどの島崎委員の御質問で、自転車駐車場整備センターについて最後に私は委託とちょっと口を滑らせたんですけれども、委託じゃなくて、お任せしているということでございます。訂正させていただきます。


土木費(2)「武蔵境北口地域にムーバス新路線を!」

【島崎義司】 次に、ムーバスについて、きょうは会派の代表としてではないので、一個人として発言をさせていただきたいと思いますけれども、新規路線ということで先ほどもお話が出ていたんですが、まだ言えないのかもしれないんですけれども、候補路線というのはどういうところを想定しているのかというのを、やっぱり市民は知りたいと思うんです。候補路線に挙げる判断基準のポイントをいま一度確認させていただきたいと思います。

【土屋市長】 事務方からは答えにくい質問についてお答え申し上げたいと存じます。
ムーバスの新路線をどうするかということでございますが、まず原則について申し上げたいと存じますが、ムーバスは既存のバス路線の敷設がなかなか難しいところ、空白路線ないしは比較的密度の薄い地域、こういうものを対象にして市が企画をし、民間の事業者がこれを運営するというコンセプトがあるわけであります。
したがって、どういう場所になるかというと、大型バスが入れない路線が多いわけで、逆に武蔵野市の道路形態のほとんどはそういう道路形態でありますので、わかりやすく言うと、9メートルとか、11メートルとか、16メートルといったような幹線に面してないところを中心にしたネットワークであるということであります。ムーバスがスタートしたのは1995年でございますが、それ以前に調査をして、当時も種々議論になりましたけれども、客観的に路線が1日100本以下、そういうことを含めて、当時の担当者が今の収入役の山梨課長でございましたが、そういうことの中でムーバス路線を設定いたしました。1号路線、2号路線、3号路線、4号路線とやった結果、当初意図した空白路線はほぼカバーしたと、このように考えております。
しかし、カバーしてないところも若干あって、そのカバーしてないところというのは、前回にもたしか決算特別委員会かなんかで資料をお出ししたと思いますけれども、そういうところでございます。そういうところを対象にして、1995年から始まったわけですから、2005年ぐらいまでを目標にネットワークとしてのムーバスを完成させたいと。最初はおそるおそるやったわけですけれども、途中で大分勢いがついてきたので、10年ぐらいで完成しようやと。わかりやすく言えばそういうことであります。
 そこで、そういう路線というのは、一体あと地域としてどのぐらいのところが残っているかといえば、ムーバスが通ってないのは緑町などありますけれども、緑町は御承知のとおり、非常にバス路線のネットワークがしっかりしているところでありますし、桜堤の一角も桜堤の公団に向けてバスが開発されたということがありますので、通ってないところというのは客観的に言うと中町とか、本町の西側の一角とか、そういうところと、あとは御殿山2丁目あたりがちょっと外れているところですね。この辺とか、あるいは境5丁目あたりというふうにかなり限られてまいりました。八幡町にもムーバスは通っておりませんけれども、八幡町は東伏見行きのバス路線のメイン路線でありますから、かなり通っているわけであります。そういうことの中から、おのずからこの方面ということになるわけで、この方面について今後研究していきたいと思っております。
ただ、この方面は、人口密度もそんなに多くないですから、ひとひねり、ふたひねりしないとなかなか難しい。たびたび申し上げておりますように、1日の乗客はバス1台走らせるのに500人必要です。だから、通常、バス路線を設定するときに2台走らせますから、1,000名乗ってくれるということが前提ですけれども、1,000名乗らないまでもせめて800名ぐらい乗っていただかないと、バス路線の設定としてはなかなか難しいかなと。だから、わかりやすく言えば、1台でショートレンジなんかの場合には、例えば境南町なんかの場合は1台で東回り、西回り回っているんですけれども、大体1台600人平均です。だから、1台で回った場合には、四、五百人乗ってもらえるということを前提に組んでいくということになるのかなと思っております。

【島崎義司】 ムーバスについてなんですが、いろいろ判断基準のポイントとか、路線をかなり詳しく挙げていただきましてありがとうございました。その中に一つ、特に境の北口の方々はムーバスの姿を見ることが少ないということで、非常に寂しがっていることも御報告しておきます。それだけ御報告をしておきます、境北口発着がないという意味合いで。


土木費(3)「吉祥寺駅南口の広場の見通しについて」

【島崎義司】 都市計画道路3・3・14号、吉祥寺駅南口の広場ですけれども、去年とことし同じ金額で上がっているんですが、去年は買収できなかったのかなと思うんですが、これは進捗状況は現在どのような状況になっているでしょうか。見通しは本年度でどうでしょうか。その辺をお伺いしたいと思います。

【小石原吉祥寺まちづくり事務所長】 私の方からは吉祥寺の南口広場についてお答えいたします。
 進捗状況は約20%でございます。見通しですけれども、現状ではなかなか立ちにくいということでございまして、今後も地権者に粘り強く働きかけていきたいと思っております。

土木費(4)「学校ビオトープの管理運営について」

【島崎義司】 次に、ビオトープの整備管理運営についてですけれども、全部ではないと思うんですが、順次、学校に設置されてきておりまして、私の地元の二小も間もなくできるということで、工事のときにもともとあった木が腐っていたので、工事をちょっと眺めていたら、工事の人がこれを切っていいでしょうかと僕がなぜか言われたので、すぐに御連絡をしたら、確かに腐っているということで、切ったという経緯があったんですが、それは関係ないんですけれども、要するに学校に設置されたものがビオトープとまで呼べるかどうかというのは、また言葉の定義上問題があるのかもしれないんですけれども、ビオトープということで、問題はその後の管理がどうなっているのかということなんです。
お聞きしたところによると、最初できたばかりのときは皆さん熱心にかかわるんだけれども、一定程度たつと関心が薄くなっちゃって、校長先生とか、管理者とか、用務員さんとかが結局手入れをしているというお話も漏れ承っております。そんなことで、学校のことですから教育委員会なんですけれども、そうじゃなくて、緑化環境センターの方ではこういうことを防ぐというか、要するにもっと関心を持ってもらうための方策というのは何か考えているんでしょうか。その辺をお伺いしたいと思います。


【渡辺緑化環境センター所長】 ビオトープの件でございますけれども、二小につきましては今年度整備が終わりまして、4校分のうちの1校でございます。
 工事のときに木が腐っていたということで、これは確かに写真も撮って、現地も見まして、切るようにということを指示いたしました。
 それから、その後の管理がどうなっていくのかというのが一番の問題でございまして、私たちの方も平成16年度の予算の中に、学校ビオトープの維持管理、運営をちゃんとしていこうということで、予算を要求させていただいております。これは大野田小を除いて、12校中、今11校しかできてないんですけれども、学校の先生と子どもだけではなかなか限界があるというふうに思っておりまして、専門知識とちゃんとしたビオトープの運営のできるノウハウを持ったNPOに委託したいということで、来年度11校につきましては現場で授業をしたりすることも考えております。
 そういう形の中で、保管、維持管理につきましては、緑化環境センターの方でやっていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

【島崎義司】 ビオトープなんですけれども、いろいろと手当てをしていただきましてありがとうございます。これは子どもだけじゃなく、学校と子どもと保護者、あるいは地域の方々も巻き込んで、ビオトープに対する関心をぜひ高めていただきたいなという思いがありますので、その辺も含めて今後検討をしていただければと思います。

土木費(5)「都道123号線の進捗状況について」

【島崎義司】 都道123号線ですが、この予算で何件中何件、何%の進捗になるんでしょうか。その辺をお伺いしたいと思います。

【勝又武蔵野市土地開発公社副参事】 都道123号線についてのお尋ねですが、3月現在のところ、16戸中8戸、面積的には52.1の進捗率です。16年度予算では114平米を予定しておりまして、進捗率としては59.2%程度になるのかなと思っています。


消防費(1)「消防団出初め式関連予算の減額理由について」

【島崎義司】 消防団の皆様には日ごろから、生業を持ちながら一朝事あるときは駆けつけていただき、さまざまな活躍や防災活動をしていただいて、本当に感謝をいたしております。
 そういった中で、やっぱりここもキャップ制かなという感じがしているんですが、具体的に出初め式についてお伺いしたいと思います。
 今年行われた出初め式で式典が粛々と行われまして、非常に感動的だったんですが、中でも感動的だったのは、総務委員長が国歌斉唱の際に起立をして、堂々と国旗に向かって正しい態度をとっていたということを見させていただいて、本当にうれしかったなと思っております。(「消防団の表彰の何とかよ。出初め式じゃないよ。勘違い」と呼ぶ者あり)そうですか。出初め式だったか、要するに消防団の行事のときにそういう堂々とした、国歌斉唱のときに立って、正しい態度をとられたという、あのすばらしい態度を見て私は感動したわけでございます。
 それはそれとして、出初め式の会場設営費が去年は90万円だったんですが、80万円になったこの減額の理由はどうなんでしょうか。
 それと、去年は出初め式等開催事業として775万円だったんですが、ことしは194万円ということで大きく変わったのは、恐らく施設借上料だと思うんですが、これはどのような事業が去年はあって、ことしはなくなったのかというのをお伺いしたいと思います。

【三宅防災安全監】 1点目の出初め式に関するお尋ねにお答えいたします。
 消防団は役員が任期が3年と決められておりまして、平成15年がその役員改選にあたりました。そこで、毎改選期には消防団本人のみならず、家族の方も含めて慰労ということで、いろいろと催し物をやっております。昨年は消防団の方たちに家族も含めて表彰式と、ディズニーランドのチケットをお配りしております。これによりましてことしは減額になっているということでございます。

【島崎義司】 施設借上料はそういう形で、3年に1回の行事のために使われたということなんですが、家族慰安ということで、家族慰安も3年に1回なんていうことを言わずに、あれだけ大変な仕事なんですから、何か考えてあげられないかなということを常々思っている次第であります。


消防費(2)「防災啓発事業のケーブルテレビ番組、インターネットでもぜひ放映を!」

【島崎義司】 防災啓発事業のケーブルテレビ番組編集なんですが、予算の概要の方では詳しく書いてありまして、制作したビデオ3編を7月から毎週放送するということなんですが、この番組の放送についてはどのような形でやられるのか、CATVだけなのか、それともほかのメディアも活用してやっていくのか、その辺をお伺いしたいと思います。

【渡部防災安全課長】 ケーブルテレビの番組制作の件でございますけれども、15分程度の番組を3本ほどつくりまして、震災前の心得であるとか、震災直後のであるとか、その後、復興のというように分けまして、3本ぐらいの番組をつくりまして、ケーブルテレビで放映する。その他ビデオテープにダビングをしまして、各学校に配布する、あるいは自主防災施設等に配布しまして流すということで、啓発を進めていきたいと思っております。

【島崎義司】 制作したビデオについてなんですけれども、学校に貸し出したり、もちろんケーブルテレビで放映したりということなんですが、これは市長には大変しつこいようなんですが、これもインターネットをぜひ活用していただいて、ストリーミング放送でやっていただきたいなと思っていますので、その辺も御検討願います。ほとんどお金はかからないと思いますので、よろしくお願いします。

【渡部防災安全課長】 せっかくつくったビデオでございますので、インターネット等を使って流せるようであれば、流すように検討してまいりたいと思っております。


2004.03.22 : 平成16年度 予算特別委員会(第6日目)

教育費(1)「学力調査の方法と、調査結果の活用について」

【島崎義司】 先ほどから、もう大分ほかの議員からいろいろとお話が出ておりますので、項目については重なるところもあると思うんですけれども、ちょっと質問の観点が違いますので、御答弁の方よろしくお願いしたいと思います。
 まず、303ページの学力調査なんですけれども、これは先ほどからいろいろと出ていたんですが、私がここでお聞きしておきたいのは、全学級数の25%を抽出して学力を調査するということなんですけれども、この抽出方法ですね。どのように現実に、具体的に実施をするのか。その方法をもう少し具体的に御説明をいただきたいと思います。それと、25%ということなんですけれども、全員ではない理由についてちょっとお伺いしておきたいと思います。
 それから、与座委員の方からも質問があったんですが、調査結果を、要するに調査を委託すると、その分析も委託するということなんですが、それが戻ってきて、各学校ごとに調査結果がわかるようになっているのかどうかというのが、ちょっと先ほどの御答弁では確認できなかったんで、そこをもう一度教えてください。

【元木指導課長】 学力向上を図るための調査についてでございます。これは来年度、東京都が小学校5年生、中学校2年生を悉皆調査で行います。この学年以外の学年で、武蔵野市は実施をしたいと思っております。なお、来年度は、武蔵野市独自としては1年目でございます。今から期日を各学校の教育計画に位置づけていただくというのは大変難しい点がございますので、この25%という数値も、今後、実施協力、可能な範囲で、校長会と連絡をとって決めていきたいと思っております。よって、抽出方法についても、具体的なものは今後検討してまいりたいと思います。
 それと、調査結果でございますが、これは学習到達度調査、学習意識調査、そして学習到達度調査と学習意識調査との関連性ということで結果を出しまして、各学校の方にお知らせする予定でございます。

【島崎義司】 学力調査からですね。抽出方法については今後の検討ということで、その結果については、それでは、それぞれ抽出した結果出てきた生徒の学校に、そのできてきた生徒の分の分析結果が行くということで理解してよろしいんでしょうか。それを、今度は教育委員会や、こういう議会の場で何かそういう統計的な、プライバシーは出ないようにですよ、そういう統計結果というのはこういう議案の方には出てくるんでしょうか。その辺をちょっとお伺いしたいと思います。

【元木指導課長】 学力調査についてでございますが、議会に報告する予定でございます。


教育費(2)「学校周年行事の意義は伝わっているか」

【島崎義司】 次に、学校祝賀行事がございまして、313ページなんですが、ことしは千川の50周年ということなんですけども、昨年は私も母校二小とか一小とか出席をさせていただきまして、子どもたちが本当に元気に式典に堂々と臨んでいる姿を見て、改めて感動をしたわけでございますけれども、その際には国旗も正しく掲げられ、そして国歌も、会場中が割れんばかりの大きな声で、子どもたちが元気に歌っている姿を見て本当に感動したわけでございますけれども、これ以上言う必要もないと思うんですが。
 そこで何が言いたいかと申しますと、実はその昨年の周年行事で、ほかの学校はあれなんですけれども、私の母校でもあります二小の行事について、ちょっと他の議員さんのメールマガジンというものがございまして、そこで若干あり方について疑問を呈されているメールマガジンが出ているということを、実は私、登録していないんで、登録している方だと思うんですが、そこからメールが回ってまいりまして、こういうことを言われている議員さんがいるんたけど、どう思いますかということだったんですね。まだ回答は正式にはしてないんですけれども、きょうのお話を聞いて回答しようと思っているんですが。
 議員さんがどんな考え方を持とうか、それは自由でありますし、御自分のツールでどのように発信をされようと、これは自由なんですけれども、しかし当該校である、母校である二小の父兄であり卒業生である私からすると、ちょっとこのメールは、読ませていただきましたけれども、残念だなと思いました。それはどの部分かというと、保護者が下働きをしているんじゃないかと、下働きをさせられているんじゃないかというような表現の、祝賀会に関してですね。それで、保護者自体の出席が少なくて、下働きをさせられているんじゃないかというようなニュアンスのメールの内容でございました。
 これについて、メールについて云々するんじゃないんですけれども、それでは現実に、父母からこの祝賀会について批判というか、押しつけられているとか、そういった御意見が上がっているのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。また、そもそもこの祝賀会については、行政、あるいは学校長がやってくれと頼んでやっているものなんでしょうか。その辺をちょっと確認をさせていただきたいと思います。
 それともう1点、ちょっとこれは事務的なことなんですけれども、昨年は2校ですよね、小学校の周年事業は。2校だと思うんですが、予算が同じ150万円となっていると思うんですが、この予算の算定の基準というのかな、方法というのかな、その辺どのようになっているのか。これは単純な質問なんですが、教えていただきたいと思います。

【落合教育企画課長】 私の方から祝賀行事についてお答えいたします。昨年度は3校実施しております。一小、二小が130周年、四中が50周年ということでございます。それで、予算でございますけれども、10周年、30周年、50周年というような奇数の周年につきましては、150万円、20年、40年、60年といった偶数の周年事業については100万円の予算措置をしております。
 それで、父母からそういった意見が来ているかということでありますが、教育委員会には来ておりません。

【川邊教育長】 周年行事でありますが、学校の方から、ホームページである議員さんがお書きになっているという連絡がありまして、校長も心外だと、事実に基づかないで、何か感想めいたものがいっぱい書かれていて、教職員を含めて、大変、130周年にふさわしいいい式典だったというふうに、地域の方々からもお褒めをいただいていたにもかかわらず、そういうことで間違った情報が、インターネットという近代的なこの情報機器を用いて、不特定多数に広められるということは本当に心外だと、こういう憤りを持って御報告がありました。
 私どもも、PTAの皆さんには御協力ありがとうございましたと、こういうふうにお礼を申し上げたわけでありますが、皆さんは、母校が、こんなに多くの人たちが、土曜日にもかかわらずお見えになってお祝いしていただくということに対して、本当にお疲れさまです、ありがとうございます。ということでえりをただし、笑顔を持ってお迎えをいただいたというふうに思っておりますので、校長の耳にも、そういう大変だったと、こんなただ働きさせるのかというような声が届いているということは全くございません。
 祝賀会については、学校長とPTA、地域の方々と相談をして、どんな内容でどうするかというようなことを行っていただいているわけでありまして、祝賀行事の予算につきましてはまた担当の方から、どういうことでということは御報告をしたいというふうに思っております。

【島崎義司】 学校祝賀行事については大変失礼いたしました。3校ということで訂正をさせていただきたいと思います。昨年3校ということで訂正をさせていただきたいと思います。
 ただ、学校の祝賀行事の予算ですね、予算書の方なんですけれども、予算書で去年も150万円で、ことしも150万円と。それで、偶数年は100万円は奇数年は150万円ということなんですが、そうすると、その計算でいくと、昨年は450万円、400万円か、400万円じゃなきゃいけなかったんじゃないかなと思うんですが、その辺どのように計算が出ているのか。ちょっとそれは素朴にわからないところなんで、教えていただきたいと思います。

【落合教育企画課長】 周年事業の予算の御説明ですけれども、ことしは小学校費、項で言うと第2項の小学校費の学校管理費の方に150万円、千川の50周年という形で載せさせていただきました。昨年度は、同様に小学校費の学校管理費の中に300万円、それぞれ130周年、一小、二小、130周年ですので、150万円×2項で300万円。それから、中学校費の学校管理費の方で150万円と。これは四中も50周年でしたので計上させていただきました。


教育費(3)「公立学校離れについて」

【島崎義司】 次に、市立中学校の教育振興、321ページ、これも先ほどからお話があるんですが、教育振興、教育助成に要する経費の中から、それに関連して何点かお話をお聞きしたいんですけれども、先ほども他の委員から、市立の小・中学校に進学する率が低いんじゃないかというようなお話がありました。それに対して教育長の方からは、さまざまな特色を出したり、学力についても検証をしたり、TTを行ったりということで、いろいろ努力はしているんだというお話はありました。その努力は私も非常に認めているところでございますけれども、現実問題として、もう16年度の対象児童というのか、対象生徒が、ちょっと中学校の方で聞きたいんですけれども、中学校に進学する人数というのはもう出ていると思うんですけれども、それを各学区ごとにお聞かせいただけないかなと思うんですが、もし出るようでしたらお聞かせください。具体的な数字が出ないんだったら、減少傾向にあるのか、それとも増加傾向にあるのか、市立に進む進学率がですね。その辺をお伺いしたいと思います。

【川邊教育長】 小・中学校で学区ごとに何%というのは今、手元にありませんが、小学校は9.0%、中学校が28.9%と、こういうことが私立への進学の状況であります。

【島崎義司】 私立中学校への進学率が28.9%ということで、やっぱり高い数値を示しているということで、これはもう一挙に解決というのは難しいでしょうから、またよく私どもも議論を深めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


教育費(4)「弁当持参が困難な中学生への昼食対策について」

【島崎義司】 次に、中学生のお弁当を持ってこられない子に対しての対応についてなんですけれども、これは私も一般質問や決算、予算、その他さまざまな場所で、欠食対策について何とか考えてくれよということをずっと申し上げてまいりました。その成果として、教育長の方からは、これまで文教委員会も含めた議論の中で、一中、四中、五中と順次対応をしておりますというようなお話を承っております。
 その一定の成果は私も認めているところなんですけれども、ただやっぱり、私、最初にこれ質問したのはいつごろでしたかね。議員に初当選して2年目ぐらいからしていますので、もう3年以上たっていると思うんですけれども、それから進んで、もう当時は五中やっていましたんで、パンのあっせんをですね。それから、一中と四中がやっと進んできたということなんですが、ほかの3校の方の状況というのはどうなんでしょうか。本年度、もう一度教育長の方で各学校の校長先生とじっくりと話していただいて、何とか欠食対策、欠食というのも何か変な話なんですが、しかし実質上そうですよね。その辺の対策を何とかよく御相談をしていただきたいと思うんですが、その辺、ことしはどのようにお考えになっているのか、そこをお伺いしたいと思います。

【川邊教育長】 中学生の弁当を持ってこられない子どもの対応ですが、第四中学校から3月8日から10日までの3日間、試行をしたわけであります。サンドウィッチとおにぎりセットということで行ったわけでありますが、3月8日は19人、それから9日が20人、10日が34人、計73人ということでありますが、学校としては、昼食は弁当持参が原則になっていますと、事情により弁当をつくることができない場合の御利用でお願いをしますと、こういうふうになっているわけでありますが、学校も一番心配していたのは、いつも二、三人というような状態が、こういう制度をつくることに、こういうあっせんをすることによって、安易におにぎりとかサンドウィッチというふうに流れるということが、一番心配していることであります。やはり基本的には家庭でつくるお弁当を持って、親の愛情を感じながら食べると、楽しく食べると、こういうことでありますので、あくまでも緊急措置と、こういう趣旨がどんどん、どんどん拡大していって、安易にそれでやるということになると、果たしてそれで栄養価や何かその他がいいのかどうかと、こういう問題にもなるわけであります。
 他の学校の参考については、こういうことで議会からも御質問があるということで、その対応について御検討願いたいと申し上げているわけで、かつては中学校だけ残っていただいて、いろいろ協議をしたという経過もございます。しかし、本校では本当に少人数で、教職員の方で対応しておりますのでそういう心配ありませんと、こういうことでありますが、しかし万が一ということもあるんで、安心感のためにもこういうシステムがあるという御検討はいかがかと、こういうことでありますが、実際そういうシステムをつくると、安易に流れるという心配と、実態としてあまりないと。教員が対応せざるを得ないというようなケースはごくごくまれだと、こういうことで現在推移しているところでございます。

【島崎義司】 欠食対策についてなんですけれども、これは私も文教委員長として、これは給食の視察としてやったんですけれども、給食以外のところも参考に見に行きました。八王子や西東京などは弁当あっせんということでやられていて、非常にいいシステムだなと率直に言って思いました。それで、安易に流れるということなんですけど、安易に流れてないんですよね。2%から5%、そんなにないのかな、平均が4.何%ですから、そんなことで安易に流れることを過剰に心配する必要はないと。その心配よりも、やっぱり欠食対策を心配してもらいたいというのが率直なところですので、その辺はよく教育委員会の方で議論を深めていっていただきたいと思います。


教育費(5)「六中卒業式、『仰げば尊し』が感動を呼ぶ!」

【島崎義司】 次に、さきの中学校の卒業式、私もお呼び、お招きをいただいたんですけれども、残念ながら予算特別委員会の委員でございますので、出席はかなわなかったわけでございますけれども、先ほどというか、それが終わってから各同僚議員や先輩議員の方からお話をお聞きし、また先ほども別の委員から、すばらしい式典であったというような御報告もございましたけれども、とりわけ総括質疑のときにお話をさせていただいた学校については、今回、国旗の掲揚についても、国歌の斉唱についても、国歌の斉唱は前から全く問題なくやっているんですけれども、国旗の取り扱い方について若干、東京都の考えている式典のあり方とは違うあり方があったんですけれども、そこが修正をされたというようなお話も聞いて、本当によかったなというふうに私は個人的に感想を持っております。
 その際、その学校では、その際というか中学校の卒業式で、とある学校では生徒さんが突然「仰げば尊し」を、プログラムにない、また式典の予定にないことで、「仰げば尊し」を卒業生の生徒さんたちが突然歌われ始めまして、会場中が感動の渦となったというようなお話も聞いて、すばらしいなと思いました。以前にも、この「仰げば尊し」については議論が若干あったんですけれども、そのときの教育長の御答弁では、今、教えているのか教えてないのかという問いに対して、それは調査していないということだったんですが、やっぱり歌詞を見ると非常にすばらしいですよね、これ。本当にすばらしい、ここで歌う必要もない、みんな知っている歌でしょうから、歌詞です。そういうものを、ぜひやっぱり教える、生徒たちが知る場を設けていただきたいと思うですね。授業でも何でも結構ですから、そういったことを今後というか、16年度はどのようにお考えになるのか、その辺をお聞きしたいと思います。

【川邊教育長】 「仰げば尊し」でありますが、教科書によっては「仰げば尊し」が収録されているものもあるわけでありますが、音楽でどういう歌を感動を込めて歌うかというのは、学校が音楽の先生や学校長と一緒になって選択をし、最も卒業式にふさわしいということでやっているわけでありまして、その歌声に、私は五中へ参りましたけれども、思わず拍手が沸き起こり、本当に子どもたちも涙をいっぱいためながら、精いっぱいの声で合唱をしているという声の中に、卒業式というものの意識なり、教育的な意義というのは大変高いものがあったかなというふうに思っています。
 ただ、「仰げば尊し」のように、会場に御参加になっている、世代を超えて歌えるということになれば、歌っている本人たちもさることながら、地域関係者、あるいは保護者も、自分の幼いころ、小さいころを思い出しながら、一緒に歌えるという歌ではあるかなというふうに思って、それはそれなりの別な効果があるかと。卒業生の言葉、感謝の言葉の中に「仰げば尊し」を取れ入れて歌ったと、こういうふうに伺っています。これもまた大変感動的だったと、こういうふうに伺っております。そういう事例があったということについては、学校の方にもお知らせをしてまいりたいというふうに考えております。


教育費(6)「学校行事、国歌斉唱時の不起立議員への対応について」

【島崎義司】 次に、式典の案内についてなんですけども、これは非常に重要な問題だと思うんですね。ある議員さんは何か呼ばれないといって騒いでいるようですけれども、しかし、これ、呼ぶ方からしたらやっぱり深刻な問題だと思うんですよね。これは詳しくはまた言いますけれども、これは先日来の議論の中で、校長判断にお任せしているというような御回答だったかなと思うんですけれども、その判断の結果はもちろん尊重されるべきだと思うんですよね。
 それで、他の委員で、先ほども言ったように、呼ばれたとか呼ばれなかったとかということを言っていること自体は全く自由でありますし、それこそ内心の自由でございますから、それを批判することはいたしませんが、ただ呼ぶ呼ばないは、学校長が主催をする会のしきたりにのっとっていただけるかどうか、進行のやり方に、仕方にのっとっていただけるかどうかというのは、これは大事なことだと思うんですよ。
 その呼ばれなかった、呼ばれなかったと騒いでいる議員は、こんなことを言っているんですよ、実は。「私は市議会議員として来賓で呼ばれましたら、いつも座ってます。国歌斉唱と言われたって、内心の自由は保障していただきたいと思ってますから。私の信念というのは、そのときに君が代を歌おうというふうには思ってませんから座ってます。学校によっては、事前に立ってくださいとおっしゃる方もあります。そういうような方は、まさか教育長が指導しているとは思いませんけれども、現実問題としては強制に近いことはあるわけですよね」というような、とんちんかんなことを言っているわけですが、これはやっぱり法律に基づいた(「法律に基づいてない」と呼ぶ者あり)いやいや、法律に基づいた校長が行う式典ですから、それは校長の判断は尊重されるべきだと思いますよ。その辺どうお考えでしょうか。
 要するに、それを受けて、その校長の判断を、もし呼ばないという校長の判断を受けたことに対して、何らかのアプローチをして、強権をもって、呼びなさいなどというようなことが万一、呼んでくださいというようなことを公式な場なり、あらゆる手段を使って言ってきたような場合に、校長の判断を教育委員会はどのように守っていくのか。そこが大事だと思うんですよ。どう考えているのか、お伺いいたしたいと思います。(「予算と関係あるの」と呼ぶ者あり)予算と関係あります。毎年、卒業式、入学式は行っておりますから。

【川邊教育長】 式典の案内はやはり学校長が行うわけでありまして、これがもし学習指導要領によらざる式典のやり方をしていれば指導、助言をいたします。これは適正に実施をするようにお願いするわけでありまして、本年度は、報告でも、学校の主催者としての式典の進行というのは適切に行われたというふうに感じております。
 ただ、御指摘のように、主催者である校長が、一応、学区域にお住まいになっておられる議員に御案内を差し上げるということに対して、さまざまな状況と、教育的な効果、国歌斉唱も含めた式典のありよう、秩序、そういうもの全体を考えて校長として判断をしたということについては、それは法令に、学習指導要領に基づく限り、それをやめなさいとか、それは絶対いけないことだと、こういうふうには私どもは申し上げる根拠はないと、こういうことでございます。


教育費(7)「議運での『政治活動における虚礼廃止等に関する申し合わせ』を無視する議員の暴挙について」

【島崎義司】 次に、非常に問題というか、議会の中での申し合わせにも反する、非常にこれは問題のある行動をとった議員がおりまして、実は先日行われた中学校の卒業式に祝電を送った議員がおります。祝電は議運の確認事項で一応決められているわけですよ。議運の確認事項とはいえ、みんなで申し合わせたことですから、これを守らないというのは本当に問題だと思うんですよね。そのことを聞くんじゃないですよ。でも、聞いといてください。
 一応、これ、議運の申し合わせ事項の政治活動における虚礼廃止等に関する申し合わせの記の2番として、公式的な行事への祝電、弔電は行わないという申し合わせがあるにもかかわらず、はっきり申し上げれば三中の卒業式に、公務でもないのに欠席をして祝電を送って、その祝電が読み上げられたと。公務じゃないんですよ、この特別委員会に入ってないですから。そういうことというのは、だれが、どこで、どのような形で決めているのか。その祝電の紹介をするか、しないか。
 少なくとも市長は学校の設置者ですし、メッセージを送る必要がありますよ。これは当たり前です。また、ほかはいいんですよ。武蔵野市の中で決まっていることを守らない議員がいて、こういう申し合わせがあるということを、ぜひ教育委員会は学校長に言っていただきたいんですよ。この事実は御存じだったでしょうか、三中で。もし、わかったら、その議員の名前を言ってください、教えてください。お願いいたします。ということで、御見解を伺います。

【川邊教育長】 市議会議員から祝電をいただいたというのは、本当にこれは前例のないことだろうと思うわけでありまして、その市議会議員から来た場合は紹介しないようにという指導もしたがってしていなかったと。そういう管下を縫ってあったということで、大変取り扱い、いろいろ戸惑ったということはありますが、今後については議会の方の取り扱いも十分学校に周知させたいと、こういうふうに考えております。

【島崎義司】 祝電については、一応、もし言ってなかったから議会事務局の方から、議運の確認事項ございますので、ぜひこれ、参照にしていただいて、学校の方にいま一度、こういう申し合わせが市議会の方ではされているんだよということをお伝え願いたいと思います。

【土屋市長】 一般的に、儀式は過不足なく、粛々とやるのがいいわけでありますが、もちろんその時期の中には、荘重とか、あるいは明るさとか、いろんな要素が入ってきますけれども、過不足なくやるというのが原則であります。したがって、市政全体に、儀式をやるときは過不足なくちゃんやってくれと、こういうことでありますが、実は今までも国会議員や都議会議員、そのほかの方々からも、卒業式の日程もかつては、比例区だとかいろんなところから卒業式の日程を教えてくれというようなことが随分来ました。
 でも、それは趣旨を御説明して、秘書課経由でこうこうこういうことですからといってお断りをしているわけで、確かに選挙で選ばれる立場からすると、どうしてもそういうところで祝意を述べたいという気持ちはわかりますけれども、しかし受ける方からすれば、何か水を差すような雰囲気もありますので、祝電等をいただくのはありがたいんですけれども、いただいたときはしかるべく、例えばどこかのところにまとめて保管するとか、張っておくとか、そういうことが適切なんじゃないかというふうには思っております。武蔵野市がやる、例えば市制50周年とか、55周年とか、そういうときは必ずそういうルールできちっとやっている。
 そもそも来ている来賓がいっぱいいるのに、そういう人たちがスピーチをしないのに、祝電1本よこした方に、そういうことを読み上げること自体が来ている来賓に失礼なことだろうと思っております。ですから、そういうことはやっぱり学校の管理者もルールとしてちゃんと、世の中の常識として覚えておかないと、来賓をたくさん呼んどいて、時間をとって来ていただいているのに、そういうことですから、これはよく教育長の方からも、そういう議論と世の中のルールというものについて徹底していきたいと思っております。

【島崎義司】 ちょっと誤解されたくないのは、先ほどの祝電の件なんですけれども、ほかの議会の方とか、あるいはほかのレベルというのかな、の議員のことで私は言っていないんですね。ただ、あくまでも武蔵野市議会ではこうなっているということを言っていただきたいというのと、やっぱり私たちも予算特別委員会をやって、真剣に予算を議論している中で、しかも公務でもない、出てもいない方の祝電が、文面まで、肩書とお名前まですべて紹介されるというのは、やっぱりどうも腑に落ちないんですよね。これはやっぱり、腑に落ちないどころじゃなくて、やっぱりこれはやっちゃいけないことだと思いますので、よろしくお願いします。

【土屋市長】 先ほどお答え申し上げたのは、儀式の一般的なことを申し上げているわけで、それが市会議員であれ、あるいは他の方であれ、ほかのどなたであれ、やはり御来賓としてお呼びしている人がいて、その方々は時間の制約があって一々ごあいさつをいただかないわけですから、そういうことの中で、めり張りをきいた、バランスのとれたやり方をやると。それはだれでも儀式の主催者として心がけるべきことではなかろうかと、こんなように思っております。
 そうはいっても、時たま抜かったりしましてね。この間、私も儀式を主催して、とんだ抜かったことをやりましたけれども、とんだ抜かったというのは、処分組合の管理者として儀式を主催して、私の目が届かなかったので、まあ、抜かったこともやりましたけど。


予算特別委員会討論

【島崎義司】 自由民主クラブを代表して、平成16年度一般会計、4特別会計、1企業会計に対し、賛成の立場から討論をいたします。
本市の財政は、国の三位一体改革による国庫補助・負担金の削減や税制改正、東京都の第二次財政再建プラン、推進プランによる施策の見直しなどの影響も受けて、市税収入の大幅減が見込まれるという厳しい環境となり、これら行政を取り巻く諸情勢を勘案すれば、1,000万円プレーヤーと言われる市の正規職員が行わなければならない仕事と、嘱託や民間委託でもサービス維持が図れる業務を、さらに一層精査して内部改革を進め、同時に行政サービスと、それに対する対価のバランスも聖域なく見直し、受益と負担の原則をより明確にしなければならない時期に来ていると考えます。
本年は、武蔵野市の今後10年を計画する第四期基本構想・長期計画策定の年であり、その意味では、平成16年度予算は、新たな時代に求められる市民ニーズに的確にこたえる施策を展開するための、最小の経費で最大の行政効果を発揮する土台づくりの予算とも言えます。そのような中で、平成16年度も引き続きキャップ制が導入され、これに対して各職一丸となって内部努力に努め、高まる市民要望にこたえようと創意工夫したことを今回も強く感じました。
私たち自由民主クラブは、その認識の上に立って今回の予算審査を行ってまいりました。予算執行に当たり注意していただきたい点、さらに推進していただきたい事項など、詳しくは本会議にて申し上げたいと思いますが、本特別委員会では特徴的な何点かの施策を挙げて、平成16年度予算への賛成の論拠をごく簡略に申し述べておきます。
まず、平成16年度の重点課題の中から、市民の安全対策と防災施策の充実についてですが、全国に先駆けて、一昨年6月に本市議会で可決し、同10月から施行されたいわゆる生活安全条例、つきまとい勧誘行為防止条例は、本来、警察だけの仕事と思われていた治安や防犯の新たな取り組みの手法として、東京都を含めた近隣自治体や全国にも強い影響を与えました。そのような中、本市の具体的な取り組みであり、高い効果を発揮しているホワイトイーグルのパトロール時間の延長や、ブルーキャップの増員、指導エリアの拡大など、市民要望にかなう取り組みがなされ、ことしは、さらに子どもの安全確保の視点で、自転車等も活用したきめ細かい対応の実施方針も明らかにされました。地域の父兄にとっては心強い限りであります。
天災は忘れたころにやってくるとは昔から言いならわされた言葉でありますが、阪神・淡路大震災から9年が経過して、各種アンケートなどからも、防災に対する意識は薄れがちになっております。そのような中、今回、市役所西棟への防災センター(仮称)建設に向けた設計予算が計上され、総務委員会も含めた議論の中で、市民は耐震性に問題のある住宅に住んでおり、市役所の耐震補強や防災センター設置よりも、個人住宅の耐震対策をせよなどと何とも珍妙な質問が出ていましたが、これなどは、市役所が市民益に資するための施策であるということを全く理解していない議論で、防災についても、まずセンター機能が充実していれば防災機能も適切に発揮でき、結果的に多くの市民の生命と財産を守ることになるという発想が必要で、防災に関するハード、ソフト両面での充実が急がれており、これに的確に対処していることを評価いたします。
次に、第三期長期計画第二次調整計画に基づいた優先事業、公立保育園改革への取り組みについて評価したいと思います。今回の公立保育園改革は、公立保育園と民間保育園との間で生じている、主に人件費の違いからくる児童1人当たりにかかる1.6倍という経費の格差を是正するための思いで、私たちは、削減した経費をその他の子育て施策の充実に充てることができるよう、公立保育園の民間委託化も視野に入れて改革に着手すべしと従来から主張しておりましたが、方向性としてはこれに合致するものと受けとめております。
当面、市では3カ年という年限を設けて、とりあえずは保育士や調理員などを嘱託化していくという極めて慎重な対応をとることになりましたが、保育園を利用しない75%以上という圧倒的多数の子育て世帯と保育園利用世帯との公費支出の格差是正、適正化は、より公平な市民サービスと子育て支援向上のためにも絶対に必要な改革だと考えます。受益と負担の原則に基づいた保育料の妥当性の検証と改定も含めて、今後の取り組みを注目していきたいと思います。
 その他の事業についても、長期計画にのっとった着実な取り組みが示され、また、特色ある施策もその多くが極めて有効なものと認められます。
電子申請や電子入札システムなど、行政の高度情報化時代への着実な対応とともに、住民基本台帳ネットワークシステムよりも詳細な家族情報が蓄積されている、庁内住民情報システムにおけるセキュリティシステムの点検及び評価のための外部監査の実施、昨年3月に策定された武蔵野市高齢者保健福祉計画に基づき、要介護状態の予防と、住みなれた地域での自立生活支援のための、6館目の在宅介護支援センターの実施計画等への着手、公共施設及び駅等のバリアフリー化の推進、児童虐待阻止に向けて行政、医療、子育て各機関の連携をとるための総合的な子育て支援ネットワークの構築、学校週5日制実施による子どもの学力への不安に対応する学力向上のための調査事業の実施、JR中央線高架事業とともに進む新公共施設の建設基本計画策定に関する基本的な考え方の妥当性と、まちづくりに向けた各種整備事業の適切な取り組み、交通不便地域へのムーバス新規路線の検討開始、本市の豊かな市政と持続可能な発展の原動力とも言える商業並びに都市観光への取り組みも期待される、吉祥寺のグランドデザイン策定への着手、過密都市の中で市民に潤いと安らぎを提供する緑化の推進と、各地区公園の拡充や水辺環境の整備、地域においては小学校へのビオトープ整備など、水と緑のまちづくりもさらに推進されることになりました。
本市の経営については、いまだ地域経済は極めて厳しい環境に置かれ、中小商工業者も引き続き身を削る努力で、この難局を乗り切ろうとして頑張っている中で、市役所も内部改革の努力を怠ることは許されません。その意味で、これまでの職員定数適正化の着実な実施を評価するとともに、市が新たに策定した職員数112名削減3カ年計画を立てたことは、まことに時宜にかなっており、評価できます。行政が行うべき仕事と、民間委託や嘱託で十分対応できるものの仕分けを今後さらに一層明確にし、行政の効率化に邁進していっていただきたいと思います。
いずれにしても、今回の予算は、新たな時代のさまざまな行政課題に着実にこたえ得るものと判断し、引き続き市民の目線で丁寧かつ効率的な行政運営を心がけていただくよう要望して、最後に、本予算編成に当たった担当職員の方々の多大な御苦労に、会派を代表して心から慰労を申し上げ、平成16年度一般会計、4特別会計、1企業会計予算に対する賛成討論とさせていただきます。

 

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